出版社内容情報
【内容】
世界と日本の社会経済の激変によって,在来の社会政策論はその役割を終了した。多元的となった社会政策の諸課題を世界的規模で具体的に検証してその進むべき道を探究した共同研究。
【目次】
はしがき 伊部英男
第1部 課題ととりくみ
1 ドイツの「社会国家」について 古瀬 徹
2 イギリスの社会政策――サッチャー時代の総括 炭谷 茂
3 80年代のスウェーデンの社会保障 中村秀一
4 米国の医療政策をめぐる動向 山崎史郎
〔参考〕日本の国民皆保険に関するスタンフォード大学の質問書ならびにその回答
5 企業と社会 伊部英男
6 ヨーロッパの福祉国家 キャサリン・ジョーンズ(伊部英男訳)
第2部 国際比較と国際化
1 社会政策の系譜 伊部英男
2 社会保障の国際比較 都村敦子
3 社会体制と住宅問題――西欧と日本 早川和男
4 日米社会福祉比較 マーサ・N・オザワ/伊部英男
5 社会福祉と国際化 伊部英男
6 社会政策の新しい方向 早川委員会
〔付〕 シェモラー演説
内容説明
世界と日本の社会経済の激変によって、在来の社会政策論はその役割を終了した。新しい社会の統合と発展をめざして、多元的となった社会政策の諸課題を世界的規模で具体的に検証してその進むべき道を探究した共同研究。
目次
第1部 課題ととりくみ(ドイツの「社会国家」について;イギリスの社会政策―サッチャー時代の総括;80年代のスウェーデンの社会保障;米国の医療政策をめぐる動向;企業と社会;ヨーロッパの福祉国家)
第2部 国際比較と国際化(社会政策の系譜;社会保障の国際比較;社会体制と住宅問題―西欧と日本;日米社会福祉比較;社会福祉と国際化;社会政策の新しい方向)