出版社内容情報
【内容】
情報通信技術の発展とその普及は，多品種少量生産の新しい経済成長パターンを生みだした。この新しい成長が，世界政治経済システムにどのようなインパクトを与えているのか－－日米の先端技術の分析を通して解明する
【目次】
序章
第一章 情報集約的多品種少量生産型経済成長
第一節 長期波動と情報通信技術の発展
第二節 新消費主義
第三節 情報通信技術と発展途上国
第二章 企業の情報化と企業内技術リンケージ
第一節 CAD技術の発展
第二節 CIM技術の成立と発展
第三節 CAD／CAMおよびCIM化の日米比較
第三章 先端技術の時代の企業間技術リンケージ
第一節 技術リンケージ論の展開
第二節 日本の技術リンケージ
第三節 途上国の技術リンケージ
第四章 日本の企業内・企業間技術リンケージ
第一節 R&D戦略・体制の変革
第二節 CAD／CAM／CAEの構築およびCIM化
第三節 非市場型技術移転と技術情報収集
第四節 技術移転相手先と共同R&D
第五節 多品種化と技術のライフサイクル
第六節 国際技術移転と技術摩擦
第五章 アメリカの企業内・企業間技術リンケージ
第一節 アメリカの企業間技術リンケージ
第二節 アメリカの企業内技術リンケージ
第三節 国際知的所有権摩擦とソフトウェア
第六章 VAN事業の成立・発展と国際技術摩擦
第一節 VANの成立と発展
第二節 日米におけるVAN事業の動向
第三節 VANの国際化
第四節 国際VAN提携と国際技術移転
第七章 南北間技術移転論の新しいパラダイムを求めて
――日本における研究の成果と展望――
第一節 技術移転の定義と理論
第二節 技術の採用・定着論――技術移転研究の座標軸として
第三節 技術移転のチャンネル分析
第四節 産業技術複合体論、技術リンケージ論
第五節 適正技術論および日本型技術移転論
第六節 国際分業論的アプローチと技術市場分析
内容説明
日米先端技術と国際技術摩擦。情報通信技術の発展とその普及は、多品種少量生産の新しい経済成長パターンを生み出す一方で、国際技術摩擦を激化させている。情報通信技術をベースとした新しい経済成長が、世界政治経済システムにどのようなインパクトを与えているのか―。日米の先端技術の分析を通して解明する。
目次
序章 本書の課題と構成
第１章 情報集約的多品種少量生産型経済成長
第２章 企業の情報化と企業内技術リンケージ
第３章 先端技術の時代の企業間技術リンケージ
第４章 日本の企業内・企業間技術リンケージ
第５章 アメリカの企業内・企業間技術リンケージ
第６章 ＶＡＮ事業の成立・発展と国際技術摩擦
第７章 南北間技術移転論の新しいパラダイムを求めて―日本における研究の成果と展望
