出版社内容情報
【内容】
1932年,K・マルクスの遺稿『経済学・哲学草稿』が発表されてから様々に論じられてきた疎外論の源流をたどり,今日までの疎外論の展開を跡づけ,疎外とその克服のための理論構築への手がかりを与える。
【目次】
●付・文献案内産業社会学の古典から現代までの幅広い研究業績に学ぶユニークな入門書。産業の発展が社会生活に及ぼすさまざまな矛盾,対立などの構造的諸問題をとりあげ,諸説を対比させて理解をすすめていく。
内容説明
〈疎外〉が現代の社会科学や哲学の大きなテーマとなったのは、1932年、K.マルクスの遺稿『経済学・哲学草稿』が発表されて以降である。本書は、疎外論の源流をたどり、ヘーゲルやマルクスなどを経て今日までの疎外論の展開を跡づけ、疎外とその克服のための理論構築への手がかりを与える。
目次
第1章 疎外の伝統的な用法とマルクスの認識
第2章 マルクス以後の疎外論
第3章 実証的な疎外論構築への手がかり



