出版社内容情報
【内容】
第Ⅰ部で政治の理論をキーワードとその古典的理論を通して解読し，第Ⅱ部では各国の政治の仕組みを歴史的に跡づけながら，その実際を明らかにし，“政治学とは何か”をやさしく学べるように配慮した新しい形の入門書。
【目次】
序章 なぜ、いま政治学なんだ？
――ある対話――
1 政治の理論 概観
第1章 自由と平等――国家論
1 自由の理念・平等の理念
2 自由と平等をめぐる諸問題
3 自由と平等の相克
第2章 権力と反抗――権力論
1 権力とは何か
2 権力と抵抗の理論
3 権力と現代
第3章 支配と服従――エリート論
1 エリート理論とは
2 エリート理論の系譜
3 エリート理論と現代
第4章 人間と市民――民主主義論
1 民主主義とは何か
2 民主主義の理論
3 民主主義と現代
第5章 議会と独裁――議会主義論
1 古典的議会主義論
2 議会主義論とその批判
3 議会主義論と現代
第6章 個人と社会――社会契約説
1 権力と個人
2 社会契約説の成立と展開
3 社会契約説と現代
第7章 革新と保守――歴史論
1 革新と保守をめぐる問題状況
2 革新と保守の理論とその系譜
3 革新と保守の対立を超えて
2 政治の現実
第1章 近代日本政治の歴史
1 「川柳史観」で近代を切る
2 近代日本の政治
3 三代目の政治課題
第2章 現代日本政治の構造
1 二十世紀後半の日本政治の焦点
2 二十世紀後半の日本政治の展開
3 二十世紀末の日本政治の課題
第3章 日本の外交
1 日本外交の基軸
2 日本外交の史的展開
3 一九九〇年代の日本外交
第4章 英米の政治
1 英米政治の特質
2 英米政治の現代的展開
3 英米政治の今後の課題
第5章 ソ連の政治
1 革命七十周年とペレストロイカ
2 ソ連の政治体制と歴史
3 ペレストロイカの現状と展望
第6章 中国の政治
1 中国の政治の特色
2 近代中国への歩み
3 現代中国のゆくえ
第7章 韓国の政治
1 混乱のなかの国家形成
2 戦後韓国政治の歩み
3 現代韓国政治の課題
第8章 東南アジアの政治
1 東南アジア諸国と日本
2 東南アジア各国の政治
3 明日の東南アジア
終章 二十一世紀への政治
1 二十一世紀の基本的動向
2 新しい潮流
3 二十一世紀への展望
内容説明
激動する世界、そして日本の政治―２１世紀に向けて、どう読み解くか。本書は、第１部で政治学に関するキイワードとその古典的理論の解説を通して、第２部では各国政治の実際とその仕組みについて歴史的に概観するなかで、現代政治に関する基礎的な知識と見取り図を提供する新しい入門。
目次
序章 なぜ、いま政治学なんだ？―ある対話
１ 政治の理論（自由と平等―国家論；権力と反抗―権力論；支配と服従―エリート論；人間と市民―民主主義論；議会と独裁―議会主義論；個人と社会―社会契約説；革新と保守―歴史論）
２ 政治の現実（近代日本政治の歴史；現代日本政治の構造；日本の外交；英米の政治；ソ連の政治；中国の政治；韓国の政治；東南アジアの政治；２１世紀への政治）
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