出版社内容情報
【内容】
経済的自由主義者という従来のステロ化されたスミス像を歴史的文脈の中で新たに解読するという原史料主義に立って,スミスの全理論を再構成し,その政治的領域を復元する。
【目次】
日本語訳への序
お礼の言葉
略記号
訳書凡例
第一章 序 問題-自由主義的資本家視角
第二章 共和主義と懐疑的ウィッグ主義
第三章 ハチスンとスミス-真正ウィッグ対懐疑的ウィッグ
第四章 商業、自由、そして正義
第五章 武勇の精神と精神的退廃
第六章 破滅的方策
第七章 現今の騒擾
第八章 結 び
付 論 アダム・スミスと自由主義の伝統
内容説明
スミスの全体像を描いた画期的問題作。国家干渉を否定した経済的自由主義者という従来のステロ化された19・20世紀のスミス像を18世紀同時代の歴史的文脈の中で新たに解読するという原史料主義に立って、シヴィック・パラダイム等の研究成果の上に「立法者の科学」としてスミスの全理論を再構成し、その政治的領域を復元する。
目次
第1章 序 問題―自由主義的資本家視角
第2章 共和主義と懐疑的ウィッグ主義
第3章 ハチスンとスミス―真正ウィッグ対懐疑的ウィッグ
第4章 商業、自由、そして正義
第5章 武勇の精神と精神的退廃
第6章 破滅的方策
第7章 現今の騒擾
第8章 結び
付論 アダム・スミスと自由主義の伝統