児童集団養護の理論 - 発達論からのアプローチ

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児童集団養護の理論 - 発達論からのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623016389
  • NDC分類 378.4

出版社内容情報

【内容】
施設集団養護の積極的な意義を,発達論の視点から明確にしようとする施設養護論。 「問題行動」とどう取り組むか,体罰は有効なのかなど,施設職員が直面する実践課題にストレートにこたえる指針。

【目次】
序文――本書の立場とアウトライン

第1章 発達論から児童集団養護のあり方を考える
発達論に何が要請されているか
発達理解の原則について
発達論・養護論への導入としてのホスピタリズムの問題
発達の推進要因(原動力)をどう見るか
発達の基本的な道筋と発達の歪み
コンピテンスの概念をめぐって
――ハント、ラター、チェスに学ぶ――
発達論に学び施設養護のあり方を考える

第2章 子どもの「問題行動」とどうとりくむか
――発達臨床心理学の視点から――
〔1〕「問題行動」と子どもの理解
「問題行動」とは何か
「問題行動」と自我機能
「問題行動」の原因をどう見るか
子どもの発達と「問題行動」
「問題行動」と「診断(臨床的評価)」
――診断ないしは診断的事例研究について――
〔2〕子どもの「問題行動」の施設処遇
――施設機能をどう活用するか――
施設生活の意義
「問題行動」をもつ子どもの指導・治療の原則
――心理療法的方法・家族療法的方法・生活教育的方法(生活指導)――
「問題行動」の具体例とその処遇

第3章 集団主義養護論とは何か
――積極的養護論をめざして――
集団主義思想の基盤と本質
「擬似」集団主義の諸形態
集団主義教育の系譜(外国)
集団主義教育の系譜(日本―戦前)
集団主義教育の系譜(日本―戦後)
保育・幼年教育における集団主義
集団主義養護論への道
集団主義養護論の研究・実践課題をめぐって
(付表)集団主義教育・養護の系譜

第4章 働きがいのある施設をつくるために
――養護労働をどうつくりあげるか――
養護労働において働きがいとは何か    
児童福祉施設の現状
――根強く残る前近代的管理体制と施設職員・児童の状況――
施設の改善をおくらせるものは何か
現状変革の客観的条件と変革の主体
現状変革の方向について
――何を課題とし、どうとりくむか――
理論的諸課題へのとりくみとその方向
――学習・研究活動について――
まとめにかえて
――人格の回復と全面発達――

補章 体罰は有効なのか
――施設から体罰をなくすために――
体罰に関する若干の体験
「子どもの発達と体罰」(岡山超論文)の要旨
体罰をめぐるいくつかの論点
体罰をめぐる諸論点のまとめ

あとがき――科学的養護論の形成をめざして

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mita

0
難しかった2015/03/01

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