資本主義経済の理論 - 正統派経済学の再検討

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資本主義経済の理論 - 正統派経済学の再検討

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623015573
  • NDC分類 331.8

出版社内容情報

【内容】
新古典派,マルクス派,ケインズ派といった現代における支配的な学派のモデル分析の問題点を指摘。これを克服する方向で独自のモデル分析を作成して,資本主義経済を分析する新しい理論を構築している。

【目次】
第1章 生産の理論
生産過程
総生産関数
潜在的総生産
潜在的総生産の実現条件
現実の総生産
投資と利潤

第2章 生産に関する諸説
新古典派の生産論
新古典派理論の問題点
ケインズの生産論
ケインズの問題点
マルクス派の生産論

第3章 分配の理論
正常価格
正常価格慣行の持続性
傾向的な分配率
実質賃金率と実質利潤率

第4章 分配に関する諸説
マルクスの分配論
ケインズ派の分配論
マルクス派とケインズ派の対立点

第5章 成長の理論
投資関数
完全利用成長
完全利用成長からの乖離
完全雇用成長
上方転換点
資本家の消費
競争的投資
景気循環と成長

第6章 成長に関する諸説
ケインズ派(ハロッド)の成長論
新古典派(ソロー)の成長論
マルクス派(宇野弘蔵)の恐慌論
マルクス派の長期命題
ケインズ派成長論の問題点

第7章 利子の理論
貨幣
資金需要
資金供給
利子率
資金供給と経済成長

第8章 利子に関する諸説
新古典派の利子論
ケインズ派の利子論
貨幣の需給と債券の需給
マルクス派の利子論
――利潤率と利子率――

第9章 物価の理論
正常賃金率および優先雇用慣行
労働者の影響
正常賃金上昇率
物価上昇率
資金供給と物価上昇率

第10章 物価に関する諸説
新古典派の物価論
マルクス派の物価論
ケインズ派の物価論
フィリップス曲線についての諸説

補論 原材料生産と設備の経済的寿命
――経済開発モデルの一側面――
従来の開発モデル
基礎原料財を含む開発モデル

主な参考文献

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