出版社内容情報
【内容】
子どもたちの限りない未来に向けて豊かな保育実践を築きたい,保育者と親とが共に手を携えて進みたいという願いの下に,正しい理論にもとづく保育実践・保育労働の創造をめざした新しい保育論。
【目次】
第1章 保育所の位置と役割
1 保育所保育をめぐる矛盾の拡大
2 保育所の成立と制度上の位置
3 育児保障制度の体系
4 わが国の保育問題対策の特徴
第2章 日本における保育所の歴史
1 保育所の発展史における時期区分
2 産業革命期を中心にした託児施設の発生
3 第一次大戦後の社会運動の高揚と公立託児所の出現
4 第二次大戦後の保育運動の発展と今日の課題
第3章 保育内容・方法と保育条件
1 保育要求と保育内容
(1) 保育における「養護」面の強化
(2) 「遊び」の再検討
(3) 集団づくりの新たな課題
(4) 保育の構造と保育計画
2 保育内容と保育実践
3 保育内容と保育条件
4 保育内容と保育所運営
第4章 保育条件と保育政策
1 保育条件の最低基準
(1) 労働条件
(2) 施設基準
(3) 保育労働条件と保育政策
2 保育内容・方法と保育政策
(1) 保育内容・保育政策の矛盾
(2) 保育内容・方法をめぐる政策と運動
第5章 保育実践と職場集団づくり
1 学習運動の基盤-職場の現実
2 実践の中から学習の要求
3 学習要求の発展と研修制度の整備
4 研究活動と職場づくりの結合
5 現場における研究活動の課題
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