セーレン・キェルケゴール伝

セーレン・キェルケゴール伝

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  • サイズ A5判/ページ数 443p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623004522
  • NDC分類 139

出版社内容情報

【内容】
デンマーク最優秀伝記著作コンクール受賞作品。 同国人でなければ持ちえない見識と資料処理によってキェルケゴール研究に貴重な定位をなした大作。 キェルケゴールに関する巷間の各種伝記の種本となっている定評の書。

【目次】
第一章 視点
第二章 舞台は古きコペンハーゲン
第三章 最初の著作
第四章 少年時代と青年時代
第五章 婚約
第六章 ヘーゲルに対する戦い
第七章 金銭上の挿話
第八章 コルサァー
第九章 アズラー事件
第十章 キリスト教への発展
第十一章 戦友を求めるキェルケゴール
第十二章 レギーネとの決着
第十三章 教会攻撃
第十四章 死と葬儀
第十五章 キェルケゴールの意見
第十六章 キェルケゴールの音楽的文体
第十七章 「彼の単独者」
第十八章 セーレン・キェルケゴールと現代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レートー・タト

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実質的に再読。デンマーク人の立場からデンマーク人の読者を意識して書かれたキェルケゴール伝の翻訳。「キェルケゴール伝」と謳うものならほかにも多くあるが、訳者によれば、同国人なればこそなしうる資料の駆使が既に完全に行われていて、この方面で後人の、就中外国人のなし能うことは、もはや二番煎じの寄せ集めを出ない」という。若干古いが、著者の優れた洞察からは確かにそういわせるだけのものが本書には確かにある。最近どこぞで「単独者」概念が若干話題になったが、この辺くらいはおさえておくべきという要点も載っている。2017/05/12

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