出版社内容情報
「互いの言っていることが真実かどうか、究極的には分からないにもかかわらず、なぜコミュニケーションが成立するのか」。「シグナル」と「インデックス」という二つの概念を用いて、第二次世界大戦、ベルリン危機とキューバ・ミサイル危機、当時の渦中のベトナム戦争や核の時代のあり方について、心理学的アプローチを軸に分析した著者の第一作。『国際政治における認知と誤認知』と一セットになる書。
【目次】
第一章 イントロダクション――高いコストを払わずに他国を動かすには、どうすればよいだろうか?
第二章 シグナルとインデックス――定義と実例
第三章 「固い証拠」と思われているものを動かす――インデックスの人為操作
第四章 ?つきは制約される――シグナルと評判
第五章 外交辞令の曖昧性には効用がある
第六章 シグナルは慣習であり、作為的に変更できる――カップリングとデカップリング
第七章 インデックスの解釈を変更させる
第八章 核戦略と〈偶然要素にゆだねられた威迫〉
第九章 応用的考察――ベトナム戦争をめぐって
謝辞
訳語ノート
訳者あとがき
原注
索引



