コペルニクス説遺聞 - 原典でたどる科学革命初期の諸相

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コペルニクス説遺聞 - 原典でたどる科学革命初期の諸相

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  • サイズ B5判/ページ数 480p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622098485
  • NDC分類 440
  • Cコード C1044

出版社内容情報

1543年、科学革命の端緒となったコペルニクスによる地動説(太陽中心説)の提唱。その後、ガリレオが異端と断じられた宗教裁判までの90年、地動説はどのように語られ、どのように評価されていたのか?
それを確かめるため、本書は『天球回転論』を起点に、その90年の間に遺されたコペルニクス説にまつわる膨大な歴史文書の邦訳をお届けする。各文書に付された編訳者による解題と読解のヒント、そして精緻な訳注によって、それぞれの文書の執筆当時の社会・文化的背景、著者たちの意図が鮮やかに浮かび上がってくるだろう。
膨大な遺聞を通して歴史的事実を見渡したのち、「あとがきに代えて」では、科学史家トマス・クーンの議論を足がかりに、「なぜコペルニクスの地動説が科学革命の端緒たりえたのか」を再考する。
天に煌めく太陽を、夜空に瞬く星を、自らが踏みしめている大地を、もっと知るために――先人たちはこれほどまでに探究を重ねてきた。地動説の帰趨、そしてその科学史における意味をも詳らかにする、コペルニクス研究の集大成と呼ぶべき快著。


【目次】

はじめに
関連年表

1 ニコラウス・コペルニクス 1473-1543
1.1 コペルニクス『天球回転論』(1543)への二つの序文
1.1.1 出版に際し新たに執筆された序文(1542年頃)
1.1.2 出版に際し割愛された自筆原稿の本来の序文(Ms.fol.1rv)
1.2 コペルニクスの宇宙体系図二つ
1.2.1 初版本Nの宇宙体系図(ニュルンベルク版、1543)
1.2.2 自筆原稿Msの宇宙体系図(fol.9v)
1.3 コメンタリオルス(1510年頃)の理論的骨格
1.4 『天球回転論』第1巻7章~11章:科学革命の震源
1.4.1 第7章 地球が、いわば中心として、宇宙の真中に静止しているとなぜ古代の人たちは考えたのか
1.4.2 第8章 前述の諸論拠への論駁およびそれらの不十分性
1.4.3 第9章 地球に複数の運動が付与されうるか、および宇宙の中心について
1.4.4 第10章 天球の順序について
1.4.5 第11章 地球の三重運動についての論証

2 アンドレアス・オジアンダー 1498-1552
2.1 『天球回転論』巻頭の無記名序文
2.2 オジアンダーの書簡(抜粋)
2.2.1 コペルニクス宛て書簡
2.2.2 レティクス宛て書簡
2.3 無記名序文に関するケプラーの証言

3 ゲオルク・ヨアヒム・レティクス 1514-1574
3.1 『第一解説』第8章 古代の天文学者たちの仮説が廃棄されねばならない主な理由
3.2 『第一解説』第9章 天文学全体の新仮説の〔細目〕枚挙のための幕間
3.3 『第一解説』第10章 宇宙の配置
3.4 弟子から見たコペルニクス(抜粋)
3.5 地球の運動と聖書に関する論考(抜粋)

幕間Ⅰ マルティン・ルター(1483-1546)のこと

4 エラスムス・ラインホルト 1511-1553
4.1 『プールバッハ『惑星の新理論』への注釈』(1542)
4.1.1 天文理論への序言(fol. C2v-fol.C7v)
4.2 プロシャ表(1551)からの抜粋
4.2.1 天界運動のプロシャ天文表定則(Prutenicos canones)への著者の序文
4.2.2 XXI 与えられた時間に対する回帰年の明白な大きさの計算についての規則(praeceptum)
4.2.3 プロシャ表の天文表見本:火星の経度運動

5 ヨハネス・マリア・トロサーニ 1470/71-1549
5.1 トロサーニの第四小論:不動の最高天と、静止する最下の地球と、その中間にあって動くその他の諸天と元素界について
5.1.1 第1章
5.1.2 第2章
5.1.3 第3章
5.1.4 第4章

6 ロバート・レコード 1512頃-1558

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