出版社内容情報
スターリン体制のソヴィエト国家にあって、天才作曲家はどこまで自分を貫き、あるいは妥協し、あるいは屈服したのか。20世紀のソ連時代を生きた作曲家ショスタコーヴィチ(1906-1975)の生涯を、著者の叙述および、ショスタコーヴィチと同時代を生きた関係者の証言・インタビュー・文章とを織り合わせながら描く。実証に依拠し、等身大で偏りのないスタイルで作曲家の人と作品と周辺と時代を詳細に映し、その実際の姿に迫った最も信頼に足る伝記。
【目次】
二〇〇六年改訂版への序文
本文への注釈
謝辞
略号
第一章 子供時代の青春
第二章 確立した若い作曲家
第三章 批判と批判への回答
第四章 戦時中――猶予期間
第五章 スターリニズムの最後の時期
第六章 雪どけ
第七章 再生
第八章 晩年
訳者あとがき
付録 《チェロ協奏曲第一番》楽譜より
原注
注釈付き出典リスト
伝記ノート
ショスタコーヴィチ作品名索引
人名・その他固有名・事項索引



