出版社内容情報
太平洋戦争末期の1945年3月10日未明、約300機のB-29が東京上空に飛来、焼夷弾の猛火が市民を包んだ――日本とも縁の深いアメリカの軍事史家が、日米の多くの肉声と記録をもとに未曾有の空襲の全貌を鮮烈に描く。米航空軍の発展史から、指揮官カーティス・ルメイの肖像、全土への猛爆が原爆投下へと至る経緯までも詳述。米機の元操縦士や、早乙女勝元氏ほか空襲の生存者にも直接取材した稀有な歴史ノンフィクション。
【目次】
本書への賛辞
日本語版に寄せて
第1部 火 花
第2部 戦 火
第3部 地 獄
謝 辞
出典について
原 注
参考文献
人名索引



