書物復権<br> 自由論 (新装版)

個数:

書物復権
自由論 (新装版)

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6変判/ページ数 536p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784622097860
  • NDC分類 309.1
  • Cコード C1031

出版社内容情報

「ルソーのいう自由は、ある一定の領域内で干渉を受けないという個人の〈消極的〉自由ではなく、一社会の十全の資格ある全成員――そのうちのある成員ではなく――が公的権力を分け持つことであった。この公的権力はあらゆる市民の生活のいかなる局面にも干渉する権利を与えられている。十九世紀前半の自由主義者たちは、この〈積極的〉な意味における自由は、自分たちが神聖視しているすべての〈消極的〉自由を容易に破壊してしまうであろうということを、正しく見通していた。人民の主権は個々人の主権を容易に破壊しうるであろうことを指摘していたのだ。ミルは、民衆による支配〔統治〕は、かれのいう意味では必ずしも自由ではないということを、辛抱強く、反駁できないほどていねいに説明している。」(「二つの自由概念」)

『カール・マルクス』『ハリネズミと狐』『ヴィーコとヘルダー』などの著者、政治哲学者・思想史家バーリンによる「自由についての四つのエッセイ」。十九世紀と比較しながら〈問題自体を抹殺し〉、〈二者択一の心理的可能性を取り除く〉イデオロギーを論じた「二〇世紀の政治思想」、決定論と相対主義に批判を加える「歴史の必然性」、〈消極的〉自由と〈積極的〉自由の区別の重要性についての「二つの自由概念」、ミル著『自由論』の意義を強調する「ジョン・スチュアート・ミルと生の目的」の四エッセイほかを収録する。自由についての考え方が政治的にますます問われる21世紀の現在においても、改めて立ち戻るべき古典。

最近チェックした商品