出版社内容情報
好評書『数の発明』の続編。「左右」にあたる言葉がなく「上り坂・下り坂」で位置を示す人々、存在しないとされてきた「匂いの抽象語」をもつ人々、時間を過去・現在・未来の3種ではなく8種に分ける人々、発話中に空の一角を指して時刻を語る人々……。多岐にわたる例を通じて、人類がさまざまな環境で生き抜く過程で言語も変化してきたこと、そして言語を受け継ぎ操ることで、私たちの世界の捉え方も多様化していることを実感する書。
【目次】
はじめに
第1章 未来はあなたの背後にある 〈時間〉
第2章 西に曲がって 〈空間〉
第3章 あなたのキョウダイは誰? 〈人やモノのカテゴリー〉
第4章 グルー色の空 〈色と匂い〉
第5章 砂漠の氷 〈自然環境への適応〉
第6章 発話を見る 〈対話と文法化〉
第7章 「nose」は鼻音から始まる 〈音と意味のつながり〉
第8章 〇〇に目がない? 〈文法の普遍性と相対性〉
結論
謝辞
訳者あとがき
原注
索引
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- 和書
- 統計物理のはなし