鋼の王国プロイセン―興隆と衰亡1600-1947〈下〉

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鋼の王国プロイセン―興隆と衰亡1600-1947〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 552p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622097471
  • NDC分類 234.05
  • Cコード C1022

出版社内容情報

第二次世界大戦後、連合国はプロイセンの解体を宣言した。プロイセンは消滅した。
ドイツはナチズムへと至る「特殊な道」を歩み、その一因はプロイセンにあるとされた。「特殊な道」論が落とした長い影は、プロイセンを歴史として対象化することを難しくした。本書はそうした状況に突破口を開いた。罪悪あるいは賛美という目的論から離れ、約350年に及ぶプロイセン通史を包括的かつ中立的に提示したのである。
下巻は、ナポレオンに敗北して破滅しかけたプロイセンがドイツの盟主になり、第二次世界大戦を経て消滅するまでを描く。
ヨーロッパの一部として存在していたプロイセンは、フランスとの闘争により、ドイツとの一体化を進めた。そしてドイツ統一が実現したとき、皮肉にもプロイセンの終焉が始まったのである。1848年革命、4つの戦争、ビスマルクとドイツ統一、ヴァイマル時代、ナチズム、戦後までが語られる。
膨大な資料、歴史的事件、制度、政治という多種多様な要素が、不協和音を奏でることなく、ひとつのプロイセン像を提示する。プロイセンの歴史を描き切った決定版。[全2巻]

内容説明

第二次世界大戦後、連合国はプロイセンの解体を宣言した。プロイセンは消滅した。ドイツはナチズムへと至る「特殊な道」を歩み、その一因はプロイセンにあるとされた。「特殊な道」論が落とした長い影は、プロイセンを歴史として対象化することを難しくした。本書はそうした状況に突破口を開いた。罪悪あるいは賛美という目的論から離れ、約350年に及ぶプロイセン通史を包括的かつ中立的に提示したのである。下巻は、ナポレオンに敗北して破滅しかけたプロイセンがドイツの盟主になり、第二次世界大戦を経て消滅するまでを描く。ヨーロッパの一部として存在していたプロイセンは、フランスとの闘争により、ドイツとの一体化を進めた。そしてドイツ統一が実現したとき、皮肉にもプロイセンの終焉が始まったのである。1848年革命、4つの戦争、ビスマルクとドイツ統一、ヴァイマル時代、ナチズム、戦後までが語られる。膨大な資料、歴史的事件、制度、政治という多種多様な要素が、不協和音を奏でることなく、ひとつのプロイセン像を提示する。プロイセンの歴史を描き切った決定版。

目次

第11章 鋼の秋
第12章 歴史における神の歩み
第13章 緊迫
第14章 プロイセン革命の光と影
第15章 四つの戦争
第16章 ドイツへの解消
第17章 終局

著者等紹介

クラーク,クリストファー[クラーク,クリストファー] [Clark,Christopher]
1960年オーストラリア生まれ。ケンブリッジ大学教授

小原淳[オバラジュン]
1975年生まれ。ドイツ近現代史専攻。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻。早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

15
ドイツ帝国の成立は「ドイツ民族」の非願であったが、プロイセン王国にはどうであったか。プロイセン愛国主義とドイツ・ナショナリズムの相克が、後半の基調のように感じる。ユダヤ系やポーランド系といったマイノリティは国王の寛容を示す存在だったが、ドイツ人国家では排斥を受ける他者となる。こうした数々の矛盾は1918年の革命で終わりとなるはずであったが、「プロイセン」という概念は生き続けた。ナチスに都合よく利用され、反ナチ運動からは理想視され、連合国には全ての元凶と悪魔化された。「プロイセン」の持つ多面性が印象に残る。2025/03/27

takao

1
ふむ2024/12/23

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