物と経験のあいだ―カルロ・スカルパの建築空間から

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物と経験のあいだ―カルロ・スカルパの建築空間から

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  • サイズ B5判/ページ数 424p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784622096801
  • NDC分類 523.37
  • Cコード C1052

出版社内容情報

20世紀ヴェネツィアが生んだ異才カルロ・スカルパ(1906-78)。その建築体験は、「ここ」にある気配と「むこう」への予感に充ちていて、特別だ。なぜ、そう感じるのか? そこには「空間を変移させる」デザインが仕組まれている。多数の写真と図を用いた分析により、物と人間の関係から生まれる空間の原理(仕組み)を明らかにする。
それを説き明かすにあたって著者は、古代ギリシア、古代ローマからゴシック、ルネサンス、バロック、モダニズム、そして均質空間へといたる建築の歴史を、空間解釈の歴史として定義しなおす。建築とは、物(構築的)であると同時に経験(現象的)であり、空間とは、それらをつなぐ人間の能力である、という視点が、あらたな建築空間への鍵となると考えるからだ。
伝統と近代、建築と都市、新しい物と既存の物、人工物と自然物――それらを統合する空間にとりくみ、歴史的到達点としての建築空間を創りだしたスカルパ作品を読み解く、真摯で果敢な建築空間論。

内容説明

20世紀ヴェネツィアが生んだ異才カルロ・スカルパ(1906‐78)。その建築体験は、「ここ」にある気配と「むこう」への予感に充ちていて、特別だ。なぜ、そう感じるのか?そこには「空間を変移させる」デザインが仕組まれている。多数の写真を用いた分析により、物と人間の関係から生まれる空間の原理(仕組み)を明らかにする。それを説き明かすにあたって著者は、古代ギリシア、古代ローマからゴシック、ルネサンス、バロック、モダニズム、そして均質空間へといたる建築の歴史を、空間解釈の歴史として定義しなおす。建築とは、物(構築的)であると同時に経験(現象的)であり、空間とは、それらをつなぐ人間の能力である、という視点が、あらたな建築空間への鍵となると考えるからだ。伝統と近代、建築と都市、新しい物と既存の物、人工物と自然物―それらを統合する空間にとりくみ、歴史的到達点としての建築空間を創りだしたスカルパ作品を読み解く、真摯で果敢な建築空間論。

目次

第1部 建築の空間論(建築空間とは何か;建築空間の仕組み)
第2部 空間論の広がり(先行理論との関連;カルロ・スカルパ建築の経験)

著者等紹介

木内俊彦[キウチトシヒコ]
1973年千葉県生まれ。dadsA(持続空間建築研究所)代表。専門は建築論、建築設計。東京理科大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。横河設計工房、東京大学助教・主任研究員等を経て現職。日本建築学会建築論・建築意匠小委員会委員。一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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キャラ

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空間はヴォリュームみたく、ただそこにあるものではない。物体と物体の相対的な位置関係から生じるムーブマンを、総体で身体に働きかけてくる生態的なもの。物と経験の間の双方向の矢印を常に往還可能に働きかける。 読めば、建築学生のデザインは恐ろしく上達するだろう。シュマルゾーや古典ではなく、この1冊だけでいい。この本だけで、パースも描けるようになるはず。空間デザインが好きな人は必携の本である。ただ、空間の読み取りがややエレメントに寄りすぎており、空間を構造的にタイプ化した図式であったほうがよい。その方が主題と合う。2025/02/06

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