出版社内容情報
ユダヤ人として戦争の世紀に生まれ落ち、
現実に向かって“なぜ?”と問いつづける少女ハンナ。
『全体主義の起原』『活動的生』を著した
不世出の政治哲学者の生涯を
繊細に、大胆に、描ききる名作グラフィックノベル。
〈これから語られるのは、
ハンナ・アーレントという人物の
生涯についての物語である。
別の時代の、失われた世界の、
失われた国に生まれ落ちた亡命哲学者。
その名前を聞いたことがある人も
いるかもしれない。
最後に残る(そして最初からある)疑問。
なぜこの人物は、
おそらく20世紀の最も偉大な哲学者は、
哲学を捨てたのだろうか?
それにもかかわらず、なぜ彼女の思考は、
人類が前に進むための生きた道筋を
示してくれるのだろうか?〉
内容説明
これから語られるのは、ハンナ・アーレントという人物の生涯についての物語である。別の時代の、失われた世界の、失われた国に生まれ落ちた亡命哲学者。その名前を聞いたことがある人もいるかもしれない。最後に残る(そして最初からある)疑問。なぜこの人物は、おそらく20世紀の最も偉大な哲学者は、哲学を捨てたのだろうか?それにもかかわらず、なぜ彼女の思考は、人類が前に進むための生きた道筋を示してくれるのだろうか?
著者等紹介
クリムスティーン,ケン[クリムスティーン,ケン] [Krimstein,Ken]
漫画家。『ニューヨーカー』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『ニューヨーク・タイムズ』『シカゴ・トリビューン』などで漫画を発表。デポール大学やシカゴ美術館附属美術大学で講師を務める。これまで、Kvetch as Kvetch can:Jewish Cartoon(Potter Style,2010)、『ハンナ・アーレント、三つの逃亡The Three Escapes of Hannah Arendt』(全米ユダヤ図書賞ファイナリスト、Bloomsbury Publishing、2018)、When I Grow Up:The Lost Autobiographies of Six Yiddish Teenagers(ワシントン・ポストのグラフィックノベル部門年間ベスト10ブック、Bloomsbury Publishing,2021)の三作を出版、いずれもユダヤ人というテーマにとりくみ、高い評価を受けている
百木漠[モモキバク]
1982年奈良県に生まれる。専門は政治思想史・社会思想史。現在、関西大学法学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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