シベリアの森のなかで

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シベリアの森のなかで

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  • サイズ 46判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622095958
  • NDC分類 955
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「四十代になる前に森の奥で隠遁生活を送ろうと心に決めていた。湖や森と向かい合い、日々が過ぎゆくのをみつめた。薪を割り夕食の魚を釣り、山を歩きたくさん本を読み、窓のそばでウォッカを飲んだ。冬と春を過ごし、幸福と絶望、そして最後には平穏を知った」。
冒険家でゴンクール賞作家のテッソンが、シベリアの奥地バイカル湖畔の小屋で半年を過ごした。冬の気温はマイナス32度、村からの距離は120km、小屋は標高2000mの山々の裾にあり、窓からは湖岸が見える。隠遁生活に彩りを与えるのは、雪と森と山と湖、野生動物、ロシア人の森林保護官や漁師たちとの交流、そして読書。
「心のなかに自由を感じ取れるようになるためには、だだっ広い空間と孤独が必要だ。それに加えて、時間をコントロールすること、完全なる静けさ、過酷な生活、素晴らしい土地との接触もまた必要である。こうしたものを獲得できる場所こそが、小屋なのだ」。
孤独と内省のなかで自然のざわめきと向かい合い、人生の豊かさを見つめ直し、自分自身が変わっていく日々を綴る、現代版『森の生活』。メディシス賞(エッセイ部門)受賞作。

内容説明

冒険家で作家のテッソンがバイカル湖畔の小屋で半年を過ごした日記。孤独と内省のなかで人生の豊かさを見つめ直す、現代版『森の生活』。メディシス賞受賞。

目次

二月 森
三月 時間
四月 湖
五月 動物
六月 涙
七月 静謐

著者等紹介

テッソン,シルヴァン[テッソン,シルヴァン] [Tesson,Sylvain]
1972年生まれ。冒険家、作家。これまでにヒマラヤ徒歩旅行、ユーラシア・ステップの騎馬旅行などの旅行記や、エッセイ、中編小説などを発表している。著書『野宿生活 Une vie `a coucher dehors』(2009年)でゴンクール賞とアカデミー・フランセーズ文学賞を受賞。本書『シベリアの森のなかで』(2011年)でメディシス賞(エッセイ部門)を受賞。『ホメロスと過ごす夏 Un ´et´e avec Hom`ere』(2015年)、『黒い径の上で Sur les Chemins noirs』(2016年)をはじめベストセラー多数。2019年に『ユキヒョウ La panth`ere des neiges』でルノードー賞(小説部門)を受賞

高柳和美[タカヤナギカズミ]
1979年生まれ。翻訳家。訳書にアンヌ・ガレタ『『失われた時を求めて』殺人事件』(水声社、2018年)、ガブリエル・カッツ『パリに見出されたピアニスト』(オークラ出版、2019年。森田玲名義で翻訳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/03/24

ブネ

2
冒険家・作家のシルヴァン・テッソンがシベリアはバイカル湖畔の小屋で半年を過ごした日記。 村からは120km、小屋は山々の裾、窓からは湖岸が見え冬の気温-32度。 そんな小屋での隠遁生活を綴った一冊。 稀に地区の人が訪ねてくるも(でも何十キロも離れている)孤独な時間は多く、その日記の文章は自ずと哲学的な様相となる。 まして冬ともなればそれを超えポエジーな印象にも。 隠遁生活には憧れてはみるものの、湖の氷が裂ける爆音を聞けば居ても立っても居られなくなりそう。 それでも正気でいられるのは彼の強みなのでしょう。2023/03/05

げんさん

1
湖の上を車で移動することは侵犯行為だ。タブーを破ってしまったという気がしたことはぼくはこれまで3度ある。 ・・・著者はタブーは破ってはいけないと思っているのだ。タブーとかルールはその意味を理解し、疑って掛からなければと思っている私にとって相容れない人だけど、そういう価値感も大切なんだなと知った。 三島の「金閣寺」の一文が出て来る。「人生に対する行為の意味は、或る瞬間に対して忠実を誓い、その瞬間を立止まらせることにある・・・」 忠実を誓うなんて私にはありえない2023/06/03

KKKK

0
「やることがありすぎて神を発明する暇もないからな」2023/06/12

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