子供たちの聖書

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  • サイズ 46判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622090564
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

かつて大学で親しかった仲間が東海岸の大屋敷を共同で借り切って過ごす夏休み。アルコールとドラッグとセックスに溺れて、子供たちは放ったらかし。そこに超弩級の暴風雨が襲来し建物も電力もやられてしまう。
語り手イヴを含む12人の少年少女は無為無策の両親たちを見限り、幼い者たちを連れて迫り来る危機から脱出する。だが外に広がっていたのは黙示録のような混沌の世界だった。そして、壊滅的な状況で起こる出来事は、イヴの弟ジャックが持ち歩き「解読」している絵入り聖書物語をなぞり始める……
気候変動、経済格差社会、世代間の断絶という今ここにある現実を、子供たちの冒険譚とした、予言的で痛切ながら溌剌とした「気候フィクション」の名作。全米図書賞最終候補となり、「ニューヨーク・タイムズ」年間ベストテンに選ばれた。

内容説明

かつて大学で親しかった仲間が東海岸の大屋敷を共同で借り切って過ごす夏休み。アルコールとドラッグとセックスに溺れて、子供たちは放ったらかし、そこに超弩級の暴風雨が襲来し建物も電力もやられてしまう。語り手イヴを含む12人の少年少女は無為無策の両親たちを見限り、幼い者たちを連れて迫り来る危機から脱出する。だが外に広がっていたのは黙示録のような混沌の世界だった。そして、壊滅的な状況で起こる出来事は、イヴの弟ジャックが持ち歩き「解読」している絵入り聖書物語をなぞり始める…気候変動、経済格差社会、世代間の断絶という今ここにある現実を、子供たちの冒険譚として、予言的で痛切ながら溌剌とした「気候フィクション」の名作。全米図書賞最終候補となり、「ニューヨーク・タイムズ」年間ベストテンに選ばれた。

著者等紹介

ミレット,リディア[ミレット,リディア] [Millet,Lydia]
1968年ボストンに生まれカナダのトロントで育つ。アメリカ合衆国の小説家。現在はアリゾナ州の非営利団体“生物多様性センター”のスタッフライターでもある。1996年に少女の成長小説Omnivoresでデビュー。その後、政治風刺コメディやサイコ・スリラーなど多彩な作品を発表し、その完成度に高い評価を受け続けている。2010年の短篇集Love in Infant Monkeysはピュリッツァー賞最終候補。そして『子供たちの聖書』は、全米図書賞最終候補となり、「ニューヨーク・タイムズ」10Best Books of 2020にも選ばれている

川野太郎[カワノタロウ]
1990年熊本生まれ。早稲田大学文学研究科現代文芸コース修了。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

62
退廃的なコメディに続く恐ろしいサバイバルは本を手放せないほど夢中にさせてくれる。もちろん単に面白いというだけの作品ではない。世代間闘争、アメリカ社会の潜在的な暴力性、気候変動とそれに伴う文明の崩壊。現代での聖書再話や黙示録というとあまりに陳腐に感じられるが、これは想像を遥かに上回る衝撃作である。平易な文章と分かりやすいストーリーラインで描かれた物語は、独特な牧歌的雰囲気とユーモラスを備えているにも拘らず、慄然としてしまうほどの真実味を持っていた。簡潔にして壮大な神話的物語。唸るような傑作。2021/12/19

きゅー

5
聖書の現代的再解釈に気候変動サバイバルを加えた物語と言えようか。私にはp160以降の物語の展開があまりにも唐突でナンセンスに感じた。全編に「子どもは強くて賢い。大人は弱くて愚か」というテーゼが充満しており、結末が近づくにつれそのムードが強まって説教臭くなる。さらに、さあどうなるのかという場面で「機械仕掛けの神」的な人物が登場した際には呆気にとられたし、それがどんな聖書のメタファーなのかわからない。正直に言ってこの本の思想が理解できなかったの一言に尽きる。読み進むほどにクエスチョンマークが増えていった。2024/11/19

にしきみ

1
すごい。強い。2022/04/05

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