家をつくる

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622090090
  • NDC分類 523.22
  • Cコード C0052

出版社内容情報

「家をつくることは、小さな世界をつくることである。
ひとつの世界をつくることは、
第一に人のこの世界に対する態度によって決まる。」

"建築界のノーベル賞"といわれるプリツカー賞を中国人としてはじめて受賞した建築家、王?(ワン・シュウ)。
急速な都市化の時代の到来を前に、建築家は「隠遁」を選び、中国の伝統文化に根ざした建築のあり方を思考した。
〈中国美術学院象山キャンパス〉〈水岸山居〉〈寧波博物館〉等の建築作品の設計コンセプトはじめ、その背景にある思想、都市・景観論から自身のライフヒストリーまで、豊潤な世界観が語られる。

内容説明

家をつくることは、小さな世界をつくることである。ひとつの世界をつくることは、第一に人のこの世界に対する態度によって決まる。歴史的空間の破壊と急速な都市化の時代の到来を前に、建築家は「隠遁」を選び、中国の伝統文化に根ざした建築のあり方を思考した。2012年に中国初のプリツカー賞を受賞した建築家の世界観。

目次

自序 素朴を家となす
意識(園林をつくるコと、人を育てること;自然形態の叙事と幾何学;虚構の都市に向かって;「空間」が立ち現れるとき;営造についての瑣記;循環的建造の詩学―自然のような世界の構築に向けて;対岸の山を訪ねて―豊かな差異性を集合する建築の類型学;断面からの視野―上海万博滕頭案例館について;かつて貶められた世界が再び立ち現れるために;樹石の世界へ)
言語(中国美術学院象山キャンパス;寧波美術館―その場所に立つことで見えるもの;中山路―一本の街道の復興と一つの都市の復興)
対話(反逆の道程;別の世界の縁に触れる;精神の山水;自然に還る道;問答録 人ひとりにはどれくらいの大きさの家が必要か?)
あの日

著者等紹介

王〓[ワンシュウ]
1963年中国新疆ウイグル自治区ウルムチ生まれ。中国美術学院建築芸術学院院長。南京工学院(現・東南大学)修了後、浙江美術学院(現・中国美術学院)に勤務。2000年に同済大学で博士号取得後、中国美術学院教授に就任、2007年より現職。東南大学、同済大学でも教鞭を執るほか、ハーバード大学大学院デザイン学部丹下健三記念客員教授(2011)、香港大学、マサチューセッツ工科大学客員教授も務める。1997年、杭州で、妻の陸文宇とともにアマチュア・アーキテクチュア・スタジオ(業余建築工作室)を設立。中国建設工程魯班奨(2009)、エーリッヒ・シェリング建築賞(2010)、フランス建築アカデミーゴールドメダル(2011)、プリツカー賞(2012)など受賞多数

市川紘司[イチカワコウジ]
1985年東京都生まれ。東北大学大学院工学研究科助教。桑沢デザイン研究所非常勤講師。専門はアジアの建築都市史。博士(工学)。東京藝術大学美術学部建築科教育研究助手、明治大学理工学部建築学科助教を経て現職。2013~2015年に清華大学建築学院に中国政府奨学金留学生(高級進修生)として留学

鈴木将久[スズキマサヒサ]
1967年生まれ。現在、東京大学人文社会系研究科教授。専門は中国近現代文学

松本康隆[マツモトヤスタカ]
1975年生まれ、南京工業大学建築学院特聘副教授。建築史専攻、博士学位論文「近代における茶室創作の動向について―三代木津宗詮・小林一三・笛吹嘉一郎の作風を通して」(京都工芸繊維大学、2006)。学位取得後、数寄屋の建築と庭に対する中国庭園の影響の研究を開始、2011年に日本語教師として渡中、東南大学建築学院ポストドクターを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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読んで良かった。 建築が持ちうる苦悩と如何にそれを乗り越えるかの取り組みが書かれている。 建築分野の門外漢の私だが著者の言う事が刺さったのは地方の観光地に住む私の周りで長く続けられていた書店や文房具店がホテルへと建て替えられていく様子を見ていたからに違いない。 西洋化は日本の問題でもあるだろう。文化だけを残すのではなく暮らしを、生活を、営みを崩さずに残して欲しい。 失われた文化を再び取り戻すのはほとんど不可能だと書かれているのを読んでコロナ禍で断絶された文化の悲鳴を聞くようだった。 2022/06/03

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