松田正平 飄逸の画家

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松田正平 飄逸の画家

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622088646
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

出版社内容情報

「飄逸」「無頓着」「狷介」「韜晦」「隠者」、美術ジャーナリズムが氏を評して使ってきたその種の言葉のすべては、実は収束するところ己が信じる油絵を求めて画事以外のなにものも打ち捨ててきた画家自身のいま述べてきたような生活姿勢に起因するものだったのである。(本文より)

単純化された描線、透明感のマチエル、そして何よりもその飄々とした画風で高い評価を得ている松田正平(1913-2004)は、洲之内徹、白洲正子など同時代の美術愛好家に愛されながら、1984年に日本芸術大賞を受賞するまではほとんど無名に近い画家であった。
受賞後、松田の郷里・山口の県立美術館学芸員として初の回顧展を企画担当した著者は、作品や画家本人との対話を重ね、画家の魅力に迫ろうと考察をつづけた。その集大成でもある本書では、同郷で美校同窓のライヴァル、香月泰男との対比や、コレクターとして名を馳せた福島繁太郎との師弟関係、画家と深く交わった知己に取材するなど、戦後洋画史に独自の画境をひらいた松田正平の本質に迫る第一級の評伝となっている。
周防灘の穏やかな風土、表情豊かな犬や魚、戦後の焦土で出会った可憐なバラを描き続け、「日本人にとっての油彩」を追究した松田正平の芸術と生涯。カラー口絵、詳細な年譜を付す。

内容説明

単純化された描線、透明感のあるマチエル、そして何よりもその飄々とした画風で高い評価を得ている松田正平(1913‐2004)は、洲之内徹、白洲正子など同時代の美術愛好家に愛されながら、1984年に日本芸術大賞を受賞するまではほとんど無名に近い画家であった。受賞後、松田の郷里・山口の県立美術館学芸員として初の回顧展を企画担当した著者は、作品や画家本人との対話を重ね、画家の魅力に迫ろうと考察をつづけた。その集大成でもある本書では、同郷で美校同窓のライヴァル、香月泰男との対比や、コレクターとして名を馳せた福島繁太郎との師弟関係を描き、さらに画家と深く交わった知己に丹念に取材するなど、戦後洋画史に独自の画境をひらいた松田正平の本質に迫る第一級の評伝となっている。周防灘の穏やかな風土、表情豊かな犬や魚、戦後の焦土で出会った可憐なバラを描き続け、「日本人にとっての油彩画」を追究した松田正平の芸術と生涯。カラー口絵、詳細な年譜を付す。

目次

絵かきの誕生
少年時代
東京美術学校時代
パリ留学
帰国、戦中期
宇部への帰郷と島根への疎開
光時代
松田洋画の原型形成期
東京時代
鶴舞時代
松田正平のマチエル
日本芸術大賞受賞と洲之内徹
松田正平と洲之内徹
点鬼簿と回想―三好正直宛て書簡を中心に
祝島と周防灘シリーズ
最晩年―宇部時代
結びに代えて

著者等紹介

安井雄一郎[ヤスイユウイチロウ]
1949年宮崎県生まれ。九州大学文学部美学美術史学科博士課程単位取得満期退学。山口県立美術館で学芸業務に就く。在職中に現代日本彫刻展審査員、美術館連絡協議会理事などを務める。副館長で定年退職後、宮崎県高鍋町美術館長、宮崎公立大学非常勤講師などを経て、現在、南九州大学非常勤講師。山口県立美術館在職中は企画展、論文、記事、テレビ出演等多数。主な著作に『香月泰男 凍土の断層―「シベリア・シリーズ」を読み解く』(東京美術、2017、第28回宮日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gua5113

1
平成12年2月に観たNHKの『土曜美の朝』で、画家松田正平について初めて知った。いつか作品を実見したいと思いながら、未だその機会に恵まれていない。 動けるうちに、山口県立美術館を訪ねてみたい。2023/08/23

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