定義集 (新装版)

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  • サイズ 46判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622088370
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

哲学者アランにとって、定義への試みはその出発点であり、目的であった。簡潔さ、厳密さに到達した定義は、静かな力づよさを獲得する。これはアランの一生の仕事であった。同時に現代文明の独自な表現ともなった。ABATTEMENT(落胆)からRELIGION(宗教)まで、アランが本書で表した210語の定義は、ものとことばと思想との関連をみごとに示した実例である。ここには日々の具体をイデーに高めようとする知性と勇気の結晶がある。

アランを師と仰ぎ、経験と思索を独自な言語表現にまで高めた訳者の森有正は、アランの『定義集』を生涯のもっとも大切な仕事として訳業をすすめ、日本の読者への贈り物にしようと念願していた。なぜなら、日本の思想にもっとも欠如しているものがここにあるというのが彼の確信であったから。訳者の遺稿に、友人であった辻邦生・所雄章両氏による対談「森有正と“定義”とアランと」を付して、ここに世におくる。

内容説明

ものとことばと思想との関連を示す210語。経験と思索を、独自の言語表現にまで高めた、哲学者による訳業。

著者等紹介

アラン[アラン] [Alain]
1868‐1951。本名Emile Auguste Chartier。1868年ノルマンディーに生れ、ミシュレのリセ時代に哲学者J.ラニューの講義を通して、スピノザ、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル等を学ぶ。エコール・ノルマル卒業後、ルーアン、アンリ4世校などのリセで65歳まで教育に携る。ルーアン時代に「ラ・デペーシュ・ド・ルーアン」紙に「日曜日のプロポ」を書きはじめたのが、彼のプロポ(語録)形式の初めである

森有正[モリアリマサ]
1911年東京に生れる。1938年東京大学仏文科卒業、卒業論文はパスカル。その後同大助教授をへて、1950年8月、戦後初のフランス政府給費留学生として渡仏。この時以降、一時的な帰国をのぞき、日本に戻ることはなかった。パリでは国立東洋語学校およびソルボンヌで日本語、日本文学を講じ、1972年からはパリ大学都市日本館の館長をつとめた。1976年10月18日、パリで逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。