スターリン時代―元ソヴィエト諜報機関長の記録 (第2版 新装版)

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スターリン時代―元ソヴィエト諜報機関長の記録 (第2版 新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 292p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622088226
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C1031

出版社内容情報

1941年2月、クリヴィツキーはワシントンのホテルで謎の死を遂げた。1930年代に西ヨーロッパ各地で活動していたソ連の多数のスパイを束ねる諜報機関の長だった。彼が遺した一冊の本がこの回想録である。
ここにはヒトラーのドイツや、内戦のスペインに対してスターリンがとった政策と権謀術数が、ソヴィエト体制内部の現場から証言されている。また稀有な規模に拡大した粛清とその裁判の実態、そこで犠牲となった古参ボリシェヴィキ、赤軍の将軍たちの最期が戦慄をもって描かれている。
1939年の刊行後、本書は一時その信憑性を疑われ、著者の実在も否定されていた。しかし今では、スターリンに対する最初の告発書のひとつとして、また現代史の第一級のドキュメントとして評価が定まり、1991年には遂にロシア語版が日の目を見た。半世紀をかけて、クリヴィツキーを欧米各地に追い求めてきた訳者による解説がその経緯を物語るだろう。

内容説明

1941年2月、クリヴィツキーはワシントンのホテルで謎の死を遂げた。1930年代に西ヨーロッパ各地で活動していたソ連の多数のスパイを束ねる諜報機関の長だった。彼が遺した一冊の本がこの回想録である。ここにはヒトラーのドイツや、内戦中のスペインに対してスターリンがとった政策と権謀術数が、ソヴィエト体制内部の現場から証言されている。また稀有な規模に拡大した粛清とその裁判の実態、そこで犠牲となった古参ボリシェヴィキ、赤軍の将軍たちの最後が戦慄をもって描かれている。1939年の刊行後、本書は一時その信憑性を疑われ、著者の実在も否定されていた。しかし今では、スターリンに対する最初の告発書のひとつとして、また現代史の第一級のドキュメントとして評価が定まり、1991年には遂にロシア語版が日の目を見た。半世紀をかけて、クリヴィツキーの影を欧米各地に追い求めてきた訳者による解説がその経緯を物語るだろう。

目次

第1章 スターリンはヒトラーを宥和する
第2章 共産主義インターナショナルの最後
第3章 スターリンのスペイン内戦干渉
第4章 スターリン、ドル紙幣を偽造する
第5章 オゲペウ
第6章 なぜ、かれらは自白したか?
第7章 なぜ、スターリンは自分の将軍たちを銃殺したか?
第8章 スターリンとの訣別

著者等紹介

クリヴィツキー,ワルター[クリヴィツキー,ワルター] [Krivitsky,Walter G.]
1899‐1941。西ウクライナのポドヴォロチスカに生れる。本名はサムエル・ギンスブルク。1917年のロシア革命に参加。19年共産党に入党。20年ポーランド戦役で諜報活動に従事。21~23年赤軍参謀本部第四部(諜報部)第二・第三課勤務。23年ドイツで地下活動。25年赤軍参謀本部第四部ヨーロッパ担当。33年モスクワの軍需産業研究所所長。35年赤軍から秘密警察諜報部に転籍、オランダのハーグを拠点に活動する。37年10月パリで亡命、11月アメリカに移住。40年1月英国防諜機関MI5に招聘され、ロンドンでソビエト諜報網の情報を提供。41年2月10日ワシントンで謎の死を遂げる

根岸隆夫[ネギシタカオ]
翻訳家。長くドイツとフランスに住み、戦間期の欧州政治史、とくに全体主義に関心をもつ。パリ1968年5月、プラハの春、ベルリンの壁の崩壊、ソ連の自壊に遭遇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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