一般言語学 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622088202
  • NDC分類 801
  • Cコード C3010

出版社内容情報

〈「社会を全体として伝達理論に関連して解釈する」という前途洋々たる企てを開始したのは、レヴィ=ストロースであった。……それゆえに言語学と、経済学と、最期に親族および婚姻の研究とは、「戦略的に異なるレベルにおいて同一種の問題に接近し、事実同一の領域に属する。」……レヴィ=ストロースは、言語は上記の三レベルのすべてに介入すると、正しく強調している。〉
構造言語学そして現代思想の形成に寄与した、言語学者による論文集。レヴィ=ストロースに影響を与えた著者ならではの「人類学者・言語学者会議の成果」にはじまり、失語症の問題、音韻論、文法、そして通信理論や翻訳や詩学と言語学との関連など、広範にわたる主題の全12編。

内容説明

構造言語学そして現代思想の形成に寄与した、言語学者による論文集。レヴィ=ストロースに影響を与えた著者ならではの「人類学者・言語学者会議の成果」にはじまり、失語症の問題、音韻論、文法、そして通信理論や翻訳や詩学と言語学との関連など、広範にわたる主題の全12編。

目次

第1部 一般問題(人類学者・言語学者会議の成果;言語の二つの面と失語症の二つのタイプ;類型学とその比較言語学への貢献;翻訳の言語学的側面について;言語学と通信理論)
第2部 音韻論(音韻論と音声学;張りと弛み)
第3部 文法(言語の音素的相と文法的相との相互関係;転換子と動詞範疇とロシア語動詞;文法的意味についてのボーアズの見解)
第4部 詩学(言語学と詩学)
第5部 言語学と隣接諸科学(言語学と隣接諸科学)

著者等紹介

ヤーコブソン,ロマーン[ヤーコブソン,ロマーン] [Jakobson,Roman]
1896‐1982。モスクワに生れる。ラザレフ東洋語学院、モスクワ大学大学院を卒業。1915年モスクワ言語学集団を創設。1920年チェコスロヴァキアに移り、マサリック大学においてロシア語学などを講ずる。1926年プラーグ言語学集団の創設に参加し、トゥルベツコイを援けて活躍。1939年ナチスの侵入にあって、デンマークとスウェーデンに2年間滞在し、それからアメリカへ移る。1942‐46年ニューヨークの´Ecole Libre des Hautes´Etudesで教鞭をとり、その間にレヴィ=ストロースと相知る。ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の教授を兼任。両大学名誉教授。1982年歿

川本茂雄[カワモトシゲオ]
1913年東京に生れる。1937年早稲田大学文学部卒業。早稲田大学名誉教授。1983年歿

田村すゞ子[タムラスズコ]
1934年名古屋に生れる。1962年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。言語学専攻。早稲田大学名誉教授。2015年歿

村崎恭子[ムラサキキョウコ]
1937年台北市に生れる。1967年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。言語学専攻。元北海道大学教授、元横浜国立大学教授

長嶋善郎[ナガシマヨシオ]
1940年長野県に生れる。1966年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。言語学専攻。元学習院大学教授。2011年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

8
ソシュールのラングと区別して下位コードの多層体系としてコミュニケーションを捉えた著者は、シャノンの情報理論を念頭に、送り手と受け手の相互作用の中に言語を置く。言語から情報に迫る著者は、ソシュールの連合と連辞の区別を用い、多様なコンテクストから言語使用に必要な選択と結合の操作を、コードに存在する選択とメッセージとコード間に存在する結合と捉え直す。さらに失語症研究を通して隠喩/選択/類似性と換喩/結合/隣接性が導出されるのだが、そこには隣接性を提起したパースが「連続性の宇宙」と呼ぶ関係の網の目が広がっている。2021/11/25

Akiro OUED

2
ジョブズは世界を変えたらしい。言語とは、音素の弁別特性の認識だとすれば、スマホ界では、文字がそれを担う。親指入力が発話となった母親は、生んだ赤ん坊にスマホを持たせ、文字によるメッセージの伝達を訓練するようになるかもね。2050年、この本は、特殊言語学の古典になっているかも。2022/08/28

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