福島第一 廃炉の記録

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福島第一 廃炉の記録

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  • サイズ A4判/ページ数 120p/高さ 21X30cm
  • 商品コード 9784622086840
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0072

出版社内容情報

今も数千人が働く廃炉の現場を、2014年から追った記録写真集。150点以上の写真に、豊富な解説・図版を付す。和英併記。廃炉の現場を捉えた唯一無二の記録写真集。2018年3月1日刊。

今も数千人が働く福島第一原子力発電所の廃炉作業を、2014年から撮影し続けている写真家・西澤丞。氏の写真には、巨大な原子炉の周囲で懸命に働く人々の姿や、今も残る津波の爪痕、真新しい設備群の内部、ガレキの積み重なる放射性廃棄物の保管庫など、福島第一のまさに現場の姿がとらえられています。
本書は、廃炉作業が現在も進行中であり、まだ始まったばかりであることを実感できる、唯一無二のフォトドキュメンタリーです。西澤氏の150点を超える写真に解説・図版を添え、すべての本文に英訳を併記していることが大きな特徴です。資料的価値の高い、読み応えたっぷりの記録写真集として刊行します。

「自分にできることは、何なのか。
――この撮影に関して、私は、何かしらの意見を伝えることを目的にしているのではない。ただ、現場に行くことができない人に対して判断材料を提供したいと考えている。原子力発電については、さまざまな考えがあるだろう。しかし、福島第一原子力発電所の廃炉作業については、どのような形になるにせよ解決しなければならず、今の現役世代だけでは完了できない課題であることも確かだ。そのため、できる限り多くの記録を残しておくことが大切だとも考えている。唯一、個人的に伝えたいことがあるとすれば、それは、現場には一生懸命に働いている人が大勢いるということ。それだけだ。 」
(序文より)

序文
2011.03-2014.06 事故発生から本書の撮影開始まで
2014
  [構内地図/汚染水処理工程]
2015
  [遮水壁・サブドレン・地下水ドレン]
2016
  [構内の放射線防護装備/現場点景]
2017
  [原子炉の現況/廃炉工程表/廃炉技術の研究開発]

西澤 丞[ニシザワジョウ]
著・文・その他/写真

内容説明

記録を残す。できることはそれだけだった。今も数千人が働く廃炉の現場を捉えた、唯一無二の記録写真集。150点以上の写真を収録。和英併記。

目次

序文
2011.03‐2014.06 事故発生から本書の撮影開始まで
2014
構内地図
汚染水処理工程
2015
遮水壁・サブドレン・地下水ドレン
2016
構内の放射線防護装備
現場点景
2017
原子炉の現況
廃炉工程表
廃炉技術の研究開発

著者等紹介

西澤丞[ニシザワジョウ]
1967年、愛知県生まれ。写真家。自動車メーカーデザイン室、撮影プロダクション勤務を経て2000年に独立。「写真を通じて日本の現場を応援する」というコンセプトのもと、科学や工業に関する写真を撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

15
当たり前だけど、危険なところで撮影しているのだから限界はある。東電の許可を得ないと撮影できないのだから限界はある。それでも、廃炉の過程を克明に残していくことは、こんな機械で生活を「豊か」にしようとした人間の愚かさと、その処理のために多くの人が生命を賭して努力したことを、後世に伝えるために必要だ。廃炉の長い長い過程は始まったばかり。西澤さんはきっと命ある限り撮り続けるだろう。2018/07/22

takao

2
ふむ2023/01/08

Ted

2
'18年3月刊。○廃炉の過程を撮影した写真集。チェルノブイリのような粗雑で応急処置的な工事がされているのかと思っていたが、かなり整然と緻密に行われている様子が読み取れて意外に感じた。終わりのない工事現場みたいなものだから、土建屋企業にとってはたまらない市場だろう。2018/07/28

ふん

2
燃料棒がほんとうに棒でした。「福島第一原発収束作業日記」では想像するしかなかった機材・作業着の見た目や各施設の位置関係がよくわかります。キャプションも読み応えがあります。見てるうちに、各号機にキャラクターを感じはじめてしまいます。とくに、並びで自分だけ爆発しなかった2号機の気持ちを考えてしまいます。爆発したけどメルトダウンしてないから後回しにされる4号機。それから、離れたところからボロボロの仲間を見守るしかできない5,6号機。2018/07/01

1
(2018,543.5)原子力発電所の事故やその後の事実やそこで懸命に働く人を知ってほしいと願っているが、この書はそれに沿っている。「福島第一」と呼称しているのはよい。「福島原発」と呼称する人を私は信用しない。なぜならば福島第二原子力発電所があるからだ。2020/03/09

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