イサム・ノグチ エッセイ

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イサム・ノグチ エッセイ

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622086741
  • NDC分類 712.53
  • Cコード C0071

出版社内容情報

「彫刻家と建築家」「新しい石庭」「日本の《あかり》ランプ」ほか28篇。世界的彫刻家が石を彫る手で紡いだ思索の軌跡。図版多数収「子ども時代以来ほとんど忘れかけていた身近な自然の再発見。大人として自然をふたたび知るため、自分の手を自然の泥のなかで疲れさせるためには、人は陶芸家あるいは彫刻家でなければならず、それも日本においてでなければならない」
種々の素材による彫刻作品にくわえ、ユネスコ本部庭園、ビリー・ローズ彫刻庭園、チェース・マンハッタン銀行プラザ・サンクンガーデンなど自作解説からコンスタンティン・ブランクーシ、バックミンスター・フラー、マーサ・グレアム、北大路魯山人、ルイス・カーンの思い出まで。「グッゲンハイム奨学金申請書」「近代彫刻における意味」「彫刻家と建築家」「平和の庭」「新しい石庭」「エルサレムの彫刻庭園」「悲劇『リア王』、舞台装置家のノート」「作品集『ノグチ』序」「日本の《あかり》ランプ」ほかエッセイ25篇、インタビュー3篇。世界的彫刻家が石を彫るその手で紡いだ思索の軌跡。図版多数収録。

I 彫刻について
グッゲンハイム奨学金申請書
彫刻のなにが問題か?
ジョージ・ガーシュウィンを語る
14人のアメリカ人展
諸芸術の再統合に向けて
近代彫刻における意味
作品集『ノグチ』に寄せて
「プリミティヴ」と呼ばれる「アート」
完全芸術家
彫刻家と建築家

II 庭園とランドスケープについて
平和の庭――パリ・ユネスコ庭園
新しい石庭
エルサレムの彫刻庭園
彫刻である庭園

III 劇場とダンスについて
悲劇『リア王』、舞台装置家のノート
マーサ・グレアムとのコラボレーション

IV 日本について
日本で展示した最近の作品
日本でのプロジェクト
作品集『ノグチ』序
日本の《あかり》ランプ
『日本建築の根』英語版まえがき

V 師とコラボレーターについて
ブランクーシを語る
バックミンスター・フラー――40年間の思い出
マーサ・グレアムへのトリビュート
魯山人、陶芸家にして料理人
ルイス・カーンについて

VI インタビュー
キャサリン・クーとの対話
アーティスト、自身の言葉で語る ポール・カミングスとの対話

年譜
訳者あとがき
初出一覧

イサム・ノグチ[イサム ノグチ]
著・文・その他

北代美和子[キタダイミワコ]
翻訳

内容説明

「新しい石庭」「日本の“あかり”ランプ」「ブランクーシを語る」「マーサ・グレアムとのコレボレーション」「ルイス・カーンについて」ほか全28篇。世界的彫刻家が石を彫る手で紡いだ思索の軌跡。

目次

1 彫刻について
2 庭園とランドスケープについて
3 劇場とダンスについて
4 日本について
5 師とコラボレーターについて
6 インタビュー

著者等紹介

イサム・ノグチ[イサムノグチ]
1904年、ロサンジェルスに生まれる。父は日本の詩人・野口米次郎、母はアメリカの作家レオニー・ギルモア。1907年、母とともに来日。幼少期を日本で送る。1917年、単身渡米、高校卒業後はニューヨークにてコロンビア大学医学部に籍を置きながらレオナルド・ダヴィンチ美術学校夜間コースに通う。1927年、パリに留学してコンスタンティン・ブランクーシに弟子入り。1929年、ニューヨークに戻り彫刻家としての道を歩みはじめる。以来、粘土、石、木材、金属など種々の素材による彫刻作品にくわえ、庭園・公園、パブリックアート、遊具、舞台装置を制作

北代美和子[キタダイミワコ]
1953年、東京生まれ。上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。翻訳家。東京外国語大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Marie

5
自分の中の宿題で2冊目。展示会行って、1冊目読んでイメージしていたノグチより、とてもマッスが重くて、熱量が高く、内省的でなく外に攻めていくような哲学観で、濃密な読書時間でした。夜に読んだら目が覚めて寝れなくなる位。彫刻ってこんな思考で作られてるのか、と新たな見方になったけど、これはノグチだからなのかどうか、また宿題が増えた気がする。まだ見に行くには早い段階だなぁ。道は長い。2021/10/30

ほし氏

0
いま読んでも非常に先端的な感覚。特に空間認識に関する考え方は、彼が生きていた時代性を凌駕していると思う。物事を把握できるスケールは、リアルでもネット空間でもその規模は常軌を逸してきているけれど、大事なのは人間ひとりひとり、物事ひとつとっても、それぞれにおいて適したサイズというものがあり、それを見誤ってはいけないということ。イサム・ノグチは彼のアート作品により、空間における最適なスケール感を相対的に体現したのだ。2019/09/30

トビケ

0
彫刻的な空間を見かけるとイサム・ノグチのことを思い出す。たまに読み返すと、話が全く古びてないことに驚く。モエレ沼公園に久し振りに行きたい。2018/08/24

dolce-vita

0
イサム・ノグチの作品は目にすることはあっても、ご本人が何かを語ったものを読むのは初めてでおもしろかった。「彫刻の何がマターか?」のタイトルと内容。これだけでもう好きです。ブランクーシのお弟子さんだったのですね、私の好きなThe kissとのツーショット(?)ちょっとうれしい。毎日渡っている広島西平和大橋、あれはエジプトの死者の船の思想に由来するのかぁ。こちらのタイトルは《ゆく》、そして広島平和大橋は《つくる》。イサム・ノグチの作品というぼんやりしたイメージしかなかったけど、また違った気持ちで踏みしめよう。2018/08/19

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