モンテーニュ エセー抄 (新装版)

個数:

モンテーニュ エセー抄 (新装版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 19時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622086550
  • NDC分類 954
  • Cコード C1098

出版社内容情報

「読者よ、これは誠実な書物なのだ……わたし自身が、わたしの本の題材なのだ」(モンテーニュ)

「とりとめのなさというか、ややたががゆるんだようなところが、『エセー』のすばらしさだと映る。しかも、このとりとめのなさが、読後、煙のように消えてしまう性質のものかといえば、そんなことはない。いくつかの核のようなものが、読者の心の深いところに確実に宿る。そしてそれが、あるとき、ふっと浮かんできて、ああ、あの個所、どんな調子だったっけなどと、また読み直してみる気になる」(編訳者あとがき)

モンテーニュは、自分をはじめて見つめた人、人間が生きるための元気を鼓舞してくれる人である。「エッセイ」というジャンルの水源たる古典を、読みやすい新訳で。全巻の掉尾をかざる「経験について」ほか11章。

内容説明

モンテーニュは、自分をはじめて見つめた人、人間が生きるための心志を鼓舞してくれる人である。「年齢について」「後悔について」「経験について」など、“エッセイ”というジャンルの水源たる古典の精髄を、読みやすく面白い画期的な新訳で。

目次

悲しみについて
われわれの幸福は、死後でなければ判断してはならない
一方の得が、他方の損になる
みずからの名声は人に分配しないこと
匂いについて
年齢について
さまざまの書物について
われわれはなにも純粋には味わわない
なにごとにも季節がある
後悔について
経験について

著者等紹介

モンテーニュ,ミシェル・ド[モンテーニュ,ミシェルド] [Montaigne,Michel Eyquem de]
1533‐92。1533年2月28日フランスのボルドーに近いモンテーニュの城館で生まれる。幼時よりラテン語で教育をうけ、大学で研鑚をつんでから、24歳でボルドー高等法院の裁判官となった。32歳で結婚、38歳の誕生日に引退の辞を書斎にきざみこみ、以後は農園経営のかたわら、読書と思索に身をささげる。折々に書きとめた覚え書きを80年に『エセー』二巻として自費出版。翌年にかけてドイツからイタリアにかけて旅行するが、ボルドー市長に選出され帰郷。1592年9月13日に没す

宮下志朗[ミヤシタシロウ]
1947年、東京生まれ。東京大学名誉教授。放送大学教養学部教授。1990年『本の都市リヨン』(晶文社)で大佛次郎賞受賞。ラブレー、モンテーニュからゾラ、バルザック、都市論まで、幅広くフランスの文学と文化を扱っている。ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(全5巻、ちくま文庫)の訳業により、2013年度の読売文学賞(研究・翻訳部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AKI

2
定期的に読み返したい本 2021/04/03

グッチ

2
注釈も面白い。イタリア語では悪意と悲しみは同じ語。ファシズムの語源は束の意味。セネカや古代の故事、ルグレティウスから多数引用。キケロ、アウグスティヌス。ウェルギリウス、ホラティウス、キケロ、プルタルコス。本を読んだ後に読後感と日付を書くことで忘却をふせぐ。セネカはネロの教育、プルタルコスはトラヤヌスの教育(伝説)。悲しみの中には幾分か快楽がまじっている。悲しみのなかには心地よい甘さがある。真実を求めて、あらゆる状況や結果までかかえこむ人は、選ぶことができなくなる。平均的な知性ならば、実行に移せる。2020/03/02

Masaki Iguchi

1
中庸、率直、という感じ。バランス感覚が優れている人だな、と思う。いずれ全文も読みたい。2021/08/19

きひら

1
わたしの形而上学というモンテーニュの思想について、エクリチュールのもつ可能性を中心に論じました。http://blog.livedoor.jp/humeanstudent/archives/23598173.html2018/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12263933
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。