アメリカを探る―自然と作為

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アメリカを探る―自然と作為

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  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622086444
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C1031

出版社内容情報

転換期を迎えたアメリカを知るために、なにより建国以来現在までを貫くアメリカを理解するために、高い学術レベルで全体を見据えて研究してきた、アメリカ研究第一人者が遺した論文集。建国前後の政治と宗教の実態から、その水脈がその後の外交・戦争・大統領・議会などにどう現れてくるか。アメリカの反知性主義を知るためにも必読の書。

内容説明

アメリカ研究の第一人者がみずから編みながら遺された論集を、ここにおくる。プリマス植民地をはじめ、アメリカ建国前後の政治と宗教(制度としての政教分離と国民の心情としての政教融合)の実態からアメリカの根っこを描き、その水脈がその後の外交・戦争・大統領・議会などにどう現れてくるかが明らかになっている。転換期を迎えたアメリカを知るために、なにより建国以来現在までを貫くアメリカを理解するために、さらにアメリカの「反知性主義」の一端を学ぶために、高い学術レベルを保ちながら全体を見据えて研究してきた著者の12章の遺稿は、この国の今後のアメリカ研究にとって不可欠なものであろう。また、巻末の2編「草創期アメリカ研究の目的意識―新渡戸稲造と「米国研究」」および「日本におけるアメリカ研究―その歴史と今後の課題」は、学問・文化レベルでの日米関係史を描いた、きわめて貴重な資料でもある。

目次

1(契約による社会形成;アメリカ革命と宗教―文化的多元性・政教分離・統合;制度的政教分離と心情的政教融合―一八世紀後半アメリカ社会における政教関係;政治構造と政教分離―イギリス“複合”帝国とアメリカ諸植民地)
2(建国期アメリカの防衛思想;アメリカ外交の原型―建国期アメリカの対外意識;第一次大戦とアメリカ社会―素描)
3(アメリカ大統領職の変質 素描(1)組織化と個人化
ポストモダンの大統領の登場?―アメリカ大統領職の変容
『アメリカの対外政策決定と議会』序論)
4(草創期アメリカ研究の目的意識―新渡戸稲造と「米国研究」;日本におけるアメリカ研究―その歴史と今後の課題)

著者等紹介

斎藤眞[サイトウマコト]
1921‐2008。東京生れ。1942年、東京大学法学部政治学科卒業。助手採用の後、直ちに休職し、海軍主計見習尉官。46年、助手に復職し、59年、ヘボン講座を担任し、同時に法学部教授。この間、ハーヴァード大学、プリンストン高等研究所などに留学する。1981年、東京大学を退職し、国際基督教大学教授(‐91年)。1997年、文化功労者。2005年、文化勲章

古矢旬[フルヤジュン]
1947年東京生れ。東京大学法学政治学研究科修了。1975年、北海道大学法学部助教授に就任する。その後、北海道大学法学部教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、北海商科大学教授。北海道大学、東京大学名誉教授。1989年、プリンストン大学でPh.D.を取得する

久保文明[クボフミアキ]
1956年東京生れ。1979年東京大学法学部を卒業し、同法学部助手、筑波大学助教授、慶應義塾大学教授を経て、2003年より東京大学法学政治学研究科教授。法学博士。この間、パリ政治学院招聘教授、ウッドロー・ウィルソン研究員などの他、東京大学ヘボン=渋沢記念講座を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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りん

8
アメリカの大統領職について論じている部分が興味深かった。大統領という立場の意味するところの歴史的変遷や変わらない部分など。第七、八、九章が特に面白い。2018/09/02

PETE

0
この著者の単著にまとめられていない原稿をまとめた本。アメリカ独立までの時代に関する論考はそれまでいくつか読んでいたので、基本的な論旨は揺るがないのだろう。両ルーズベルト・ケネディにおける大統領職の変容と、大統領府の権力機構の変遷、ジェファーソン的発想とハミルトン的発想の拮抗についての論考は、著者の専門の政治思想史とは外れる分野で、興味深かったが、他の人の著作で調べていくのがよいのだろうな。クリントン(夫)についてのジャーナリスティックな時評も、これらの論考が背景にあって大変面白かった。2019/03/04

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