目次
序とホメーロス
ホメーロスとウェルギリウス―神謡と創られた神話
ダンテへの道としてのキリスト教
ダンテ『神曲』地獄篇
ダンテ『神曲』煉獄篇
ダンテ『神曲』天国篇
著者等紹介
今道友信[イマミチトモノブ]
1922年東京に生まれる。東京大学文学部哲学科卒業。パリ大学、ヴュルツブルク大学講師、東京大学教授を経て、東京大学名誉教授。現在英知大学教授。哲学美学比較研究国際センター所長、国際形而上学会会長、国際美学会終身委員、エコエティカ国際学会会長、1996年より1999年まで哲学国際研究所(IIP、パリ)所長。『ダンテ『神曲』講義』で第25回マルコ・ポーロ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くり坊
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「天国篇」のみを読みたく思い、その解説書を求めて本書へと至りました。「講義録」のような体裁の1冊です。「天国篇」を理解するにはキリスト教への理解が必要で(※「原罪」「復活」「自由意志」など...)、それを簡潔明瞭に洩れなく説明できる今道氏の、碩学としての凄さに改めて驚かされました。読んで、大変参考になりました。引き続きは、講談社学術文庫の邦訳 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000211724 にて味わってみたいと思います。2020/01/31