出版社内容情報
著者の主著に現代史・政治学・アーレント研究の現在から、邦訳旧版に大幅に手を加えた新版。1950年「初版まえがき」を初めて付す
内容説明
国家や法という伝統、さらに人間の本質まで破壊した全体主義への道筋とシステムを描いた不朽の大著。最新の研究を反映し読みやすくなった新版刊行。全3巻。
目次
第1章 反ユダヤ主義と常識
第2章 ユダヤ人と国民国家(解放の曖昧さとユダヤ人の御用銀行家;プロイセンの反ユダヤ主義からドイツにおける最初の反ユダヤ主義政党まで;左翼の反ユダヤ主義;黄金の安定期)
第3章 ユダヤ人と社会(例外ユダヤ人;ベンジャミン・ディズレイリの政治的生涯;フォブール・サン=ジェルマン)
第4章 ドレフュス事件(ユダヤ人と第三共和国;軍・聖職者対共和国;民衆とモッブ;大いなる和解)
著者等紹介
アーレント,ハンナ[アーレント,ハンナ] [Arendt,Hannah]
1906‐1975。ドイツのハノーファー近郊リンデンでユダヤ系の家庭に生まれる。マールブルク大学でハイデガーとブルトマンに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに学ぶ。1928年、ヤスパースのもとで「アウグスティヌスの愛の概念」によって学位取得。ナチ政権成立後(1933)パリに亡命し、亡命ユダヤ人救出活動に従事する。1941年、アメリカに亡命。1951年、市民権取得、その後、バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授などを歴任、1967年、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授に任命される
大久保和郎[オオクボカズオ]
1923年東京に生まれる。慶應義塾大学文学部中退。独・仏文学を専攻。1975年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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