日本のルィセンコ論争 (新版)

個数:

日本のルィセンコ論争 (新版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2021年08月01日 05時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622086208
  • NDC分類 467.1
  • Cコード C1040

出版社内容情報

かつて、非科学的な遺伝学説が日本の生物学会を席捲し、科学は機能不全に陥った。本書は日本の生物学史の暗黒期の記録であり、科学と政治の緊張関係や捏造事件について考える時、必ず振り返られるべき書である。
ソ連の生物学者ルィセンコは、1930年代に「春化処理」によって農作物を増産できると主張した。この理論は実験による検証を経ないままスターリン政権に採用され、理論に批判的な生物学者への弾圧を招き、のちに農業生産に大損害をもたらした。
日本でも同様の混乱が起きたことは語られなくなって久しい。本書は、日本でルィセンコ理論が台頭していった過程を、当時の科学者たちの問題意識や議論を精緻に追うことで描きだす。日本でこの理論が紹介された当初は、新学説を科学的に検証しようという態度が支持派反対派双方に見られたという。しかし議論は次第に思想論争へと変質していく。ルィセンコ理論は戦後の農業改革運動が失敗するまで暴走し続けた。

近年、ルィセンコ学説の根拠とされた現象の一部は「エピジェネティクス」というまったく異なるメカニズムで解釈できることが明らかになった。巻頭に本書のテーマと21世紀に至る生物学史の関係を紹介する解説を付した、初版刊行50周年記念版として本書をおくる。

内容説明

なぜ、非科学的な遺伝学説は支持され続けたのか?科学と政治の緊張関係や捏造事件について考える際の必読書を今日的な視点で読み直す。

目次

第1章 前史
第2章 最初の衝突
第3章 政治の季節
第4章 進化論をめぐって
第5章 ヤロビの村で
第6章 斜陽に立つ

著者等紹介

中村禎里[ナカムラテイリ]
1932年、東京に生まれる。1958年、東京都立大学理学部卒業。1967年、立正大学教養部講師。その後、助教授、教授を経て、1995年から同大学仏教学部教授。2014年歿

米本昌平[ヨネモトショウヘイ]
1946年、愛知県生まれ。科学史家。三菱化成生命科学研究所、科学技術文明研究所を経て、東京大学教養学部・客員教授。著書『遺伝管理社会』(弘文堂、1989)(毎日出版文化賞受賞)『知政学のすすめ』(中公叢書、1998)(吉野作造賞受賞)『バイオポリテイクス』(中公新書、2006)(科学ジャーナリスト賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。