ル・コルビュジエから遠く離れて―日本の20世紀建築遺産

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ル・コルビュジエから遠く離れて―日本の20世紀建築遺産

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622085294
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C1052

出版社内容情報

国立西洋美術館、ホールを見上げれば富士山が? 大学セミナーハウス本館はなぜ逆ピラミッド型? 戦後日本の近代建築「歴史秘話」。「鉄筋コンクリートや鉄骨という構造体と工業化された新しい材料を用いて、時間のなかで成熟する持続的な建築が実現できるのか。また、デザインという意識的な方法によって、生活のなかに溶けこんで地となるような建築を生みだすことができるのか。さらには普遍性と合理性を追求した結果、それまでの建築がもっていた地域性や風土性はどのようにして継承できるのか。モダニズム建築にはこのような新たな難問が立ちはだかったのである。(…)そしてそうした課題と真摯に向きあった日本のモダニズム建築を、私たちはそれとは気づかずにすでにいくつももちえてきた」

2016年7月、「ル・コルビュジエの建築作品」として世界遺産に登録された国立西洋美術館――その実施設計と監理は前川國男、坂倉準三、吉阪隆正による。戦後日本の近代建築は彼ら三人の弟子たちを中心に「ル・コルビュジエ派」によって推し進められてきたが、現在ほぼ半世紀前の建物群が「モダン・ムーヴメントの貴重な作品」と認定されつつも取り壊しの危機に晒されている。神奈川県立図書館・音楽堂、京都会館、大学セミナーハウス、戦没学徒記念若人の広場ほか代表作の生まれた歴史的背景や設計プロセスを新たに掘り起こし、保存・活用すべき「私たちの時代の建築」として提示する。
1955年、国立西洋美術館設計のために来日したル・コルビュジエの足跡を追ったドキュメントも収録。

一パーセントの意味 序にかえて

I
「平凡な建築」ということ  戦時下の吉田鉄郎
アントニン・レーモンドと所員たち
ジャパニーズ・モダン  シャルロット・ペリアンと日本

II
プレモスというミッション  前川國男の復興住宅
遺産としての建築写真  旧紀伊國屋書店
神奈川県立図書館・音楽堂ができるまで
小さな教会の大きな世界  吉村順三と戸村一作

III
ル・コルビュジエの見た日本  たった一度の短い滞在
弟子たちの軌跡  ル・コルビュジエから遠く離れて

IV
都心のキャンパス  大江宏と法政大学校舎
集まって住む風景  公団阿佐ヶ谷住宅
建築は誰のものか  京都会館再整備計画をめぐって
大学セミナーハウス  吉阪隆正の有形学
戦没学徒記念若人の広場  丹下健三の知られざる建築

V
「物」としての建築  白井晟一と前川國男
石を積む  白井晟一の建築
村野藤吾の都市
定点観測点としての東京駅


あとがき
初出一覧

松隈 洋[マツクマヒロシ]
1957年兵庫県生まれ。1980年、京都大学工学部建築学科卒業後、前川國男建築設計事務所に入所。2000年、京都工芸繊維大学助教授、2008年、同教授。博士(工学)。DOCOMOMO Japan代表、文化庁国立近現代建築資料館運営委員。著書『ルイス・カーン――構築への意志』(丸善1997)『近代建築を記憶する』(建築資料研究社2005)『坂倉準三とはだれか』(王国社2011)『残すべき建築――モダニズム建築は何を求めたのか』(誠文堂新光社2013)『モダニズム建築紀行――日本の戦前期・戦後1940?50年代の建築』(六耀社2016)『ル・コルビュジエから遠く離れて――日本の20世紀建築遺産』(みすず書房2016)、編著『前川國男 現代との対話』(六耀社2006)、共著『原発と建築家』(学芸出版社2012)『建築家 大高正人の仕事』(エクスナレッジムック2014)『建築から都市を、都市から建築を考える』(岩波書店2015)ほか。

内容説明

「鉄筋コンクリートや鉄骨という構造体と工業化された新しい材料を用いて、時間のなかで成熟する持続的な建築が実現できるのか。また、デザインという意識的な方法によって、生活のなかに浴けこんで地となるような建築を生みだすことができるのか。さらには普遍性と合理性を追求した結果、それまでの建築がもっていた地域性や風土性はどのようにして継承できるのか。モダニズム建築にはこのような新たな難問が立ちはだかったのである。…そしてそうした課題と真摯に向きあった日本のモダニズム建築を、私たちはそれとは気づかずにすでにいくつももちえてきた」2016年7月、「ル・コルビュジエの建築作品」として世界遺産に登録された国立西洋美術館―その実施設計と監理は前川國男、坂倉準三、吉阪隆正による。戦後日本の近代建築は彼ら三人の弟子たちを中心に「ル・コルビュジエ派」によって推し進められてきたが、現在ほぼ半世紀前の建物群が「モダン・ムーヴメントの貴重な作品」と認定されつつも取り壊しの危機に晒されている。京都会館、大学セミナーハウス、戦没学徒記念若人の広場ほか代表作の生まれた歴史的背景や設計プロセスを新たに掘り起こし、保存・活用すべき「私たちの時代の建築」として提示する。1955年、国立西洋美術館設計のため来日したル・コルビュジエの足跡を追ったドキュメントも収録。

目次

1(「平凡な建築」ということ―戦時下の吉田鉄郎;アントニン・レーモンドと所員たち;ジャパニーズ・モダン―シャルロット・ペリアンと日本)
2(プレモスというミッション―前川國男の復興住宅;遺産としての建築写真―旧紀伊國屋書店;神奈川県立図書館・音楽堂ができるまで;小さな教会の大きな世界―吉村順三と戸村一作)
3(ル・コルビュジエの見た日本―たった一度の短い滞在;弟子たちの軌跡―ル・コルビュジエから遠く離れて)
4(都心のキャンパス―大江宏と法政大学校舎;集まって住む風景―公団阿佐ヶ谷住宅;建築は誰のものか―京都会館再整備計画をめぐって;大学セミナーハウス―吉阪隆正の有形学;戦没学徒記念若人の広場―丹下健三の知られざる建築)
5(「物」としての建築―白井晟一と前川國男;石を積む―白井晟一の建築;村野藤吾の都市;定点観測としての東京駅)

著者等紹介

松隈洋[マツクマヒロシ]
1957年兵庫県生まれ。1980年、京都大学工学部建築学科卒業後、前川國男建築設計事務所に入所。2000年、京都工芸繊維大学助教授、2008年、同教授。博士(工学)。DOCOMOMO Japan代表、文化庁国立近現代建築資料館運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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takao

1
ふむ2020/09/06

だだんだん

0
コルビュジエの事務所を出た日本の建築家たちは、それぞれ建築とどう向き合い、作品を残したのか。日本における近代建築の成り立ちが細かく描かれていて興味深かった。今の東京にあまり違和感を感じていなかったので、自分はそういった思考が麻痺してしまったのかもしれない・・・2017/01/26

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