出版社内容情報
「全集」未収録を含む福沢諭吉書簡22通、福地源一郎や前島密74通、牧野伸顕、松方正義ら大隈に宛てた190数名・約800通収録
本巻には、鳩山由紀夫の曽祖父にあたる鳩山和夫の書簡31通にはじまり、「全集」未収録のものも含む福沢諭吉書簡22通、福地源一郎や前島密74通、牧野伸顕、さらに松方正義が大隈に宛てた100通におよぶ書簡を収録。日本近代史の重要局面への貴重なものから、当時の文化・生活を知るための書簡まで199名・約800通を収録。
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大隈重信(1838?1922)は、日本の近代国家の形成に深く関わるとともに、早稲田大学創設など、社会への影響力を終生もちつづけた政治家であった。幕末・維新期から第一次世界大戦後におよぶ大隈の八四年の生涯は、広範かつ多様な人脈によって彩られている。本書は、そうした人びとが大隈へ宛てた書翰六千通あまりを編集し、全十巻・別巻一で世におくるものである。政治・経済・社会・文化・外交など近代日本研究の多岐の分野への貴重な資料。全11巻。
内容説明
「全集」未収録のものも含む福沢諭吉の書簡22通はじめ、福地源一郎、穂積陳重、前島密74通、牧野伸顕、益田孝、さらに松方正義が大隈に宛てた99通におよぶ書翰など、198名・808通を収録する。
目次
鳩山和夫
鳩山春子
花房義質
埴原正直
馬場三郎
浜尾新
浜崎芳雄
早川勇
早川鉄冶
早川義道〔ほか〕