亡き人へのレクイエム

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  • サイズ B6判/ページ数 260,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622079750
  • NDC分類 281
  • Cコード C0095

出版社内容情報

年経るにつれあの世に友達が多くなる。出会いの形はそれぞれ、でもずっと大切な人を語る27編。長編エッセイ「死について」を付す。

内容説明

したしかった人、何度か会っただけなのに忘れがたい人、本を通して会った人。出会いのかたちはそれぞれ、でもずっと大切な存在である人々について、時代と生活に思いを馳せながら、歩いたあとを辿るように書く。各紙誌等に発表した文章を大幅に再構成・加筆修正した27編に、エッセイ「死について」を付す。

目次

種村季弘
森崎秋雄
森浩一
北原亞以子
須賀敦子
川村二郎
木田元
森毅
小沢昭一
松井邦雄〔ほか〕

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。主な著書に『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『恩地孝四郎』(読売文学賞)など。編注に『ファウスト』(毎日出版文化賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりくに

32
「追悼文」を読むのが好きだ。興味は二つ。一つは、媒体が新聞や雑誌などで、比較的短文が多いため、追悼者が追悼される人の「生き様」の「核心」をどのように捉えているかということ。もう一つは、追悼集に取り上げられる人たちの中に、追悼者の「精神」のあり様を見ること。28人が取り上げられているが、最も「熱く」語られているのは、彼の「同時代者」で早世した作家の野呂邦暢さん。現代小説で文壇に地位を築きつつあった時、「諫早菖蒲日記」で歴史小説に挑む。転身に否定的な空気が強い中で、池内さんは「宿命的な」素材なのだという。2018/09/17

慧の本箱

5
池内紀氏お初です。ドイツ文学者エッセイストの彼が思いを込めて記されている追悼文はまるで恋文のようでした。ご本人もこの令和元年8月30日に鬼籍に入られた。池内氏ご本人に贈られた追悼文を目にする機会があればと思う。2019/12/20

Voodoo Kami

3
静謐な後ろ向き志向が行間に漂う、著者が心を通わせた、今は亡き人たちへのレクイエム。種村季弘から始まり野呂邦暢までの28人のうち私が知っていたのは4割程度でしたが、「言葉がおそろしく安売りされる時代」を忌ながらも「言葉を信頼してきてよかった」という著者にとって、どの人もかけがえのない存在だったことはわかります。最後の「死について」というエッセイには生半可な反論を許さない暗い力があり、幼い頃から身内の死に間近に接してきた人ならではの結論なのでしょうか。「言葉は水のように地にしみて、そして地下からあふれ出る」。2016/06/22

あきこ

2
池内氏が今は亡き人に寄せる思い、28人分。その中でとりわけ興味を持ったのは野呂邦暢だ。作品の文章がきれいで好んで読んだが作者自身の姿を知らなかった。池内氏の言葉で知ることができるのなら聞いてみたいと思ったのだ。作家ばかりではなく知らない人の方が多かったが、作者の寄せる思いがその人の人柄をきちんと知らせてくれた。2016/11/10

ミッチ

1
つい最近亡くなった方で、池内紀さんが守護天使と思う28人の肖像画をペンで描いた作品。28人の共通点は、何れも「徒党を組むのをいさぎよしとしなかった」方々。中でも澁澤龍彦さんは、私が学生時代にはまった文学者です。誰しも陥穽の法則に嵌まるんです。澁澤さんの人となりを再度思い起こし、気持ちを新たにしました。28人の何れも素晴らしい方々にお会いできる本です(^_^)v読書好きの我が読メ友人にお薦めします。2016/07/03

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