出版社内容情報
テクノロジー装置の肥大は未曾有の奴隷制を産出するのか─西洋哲学を貫く思考を遡り、本書をもって「ホモ・サケル」シリーズが完結。
プロローグ
第一部 身体の使用
1 働きをもたない人間 2 クレーシス 3 使用と配慮 4 世界の使用 5 自己の使用 6 慣習的な使用 7 生命ある道具と技術 8 自分のものとして所有することのできないもの インテルメッツォ?T
第二部 存在論の考古学
1 存在論敵装置 2 ヒュポスタシスの理論 3 様式的存在論のために インテルメッツォ?U
第三部 〈生の形式〉
1 分割された生 2 その形式から切り離しえない生 3 生きている観照 4 生命は生きることのなかで産出される形式である 5 スタイルの存在論のために 6 単独者のもとへの単独者の亡命 7 《われわれはそのように行う》 8 仕事と働かないでいること 9 エルの物語
エピローグ 脱構成的可能態の理論のために
訳註/訳者解説/文献目録/人名索引
内容説明
“ホモ・サケル”、極点の思考。政治と倫理の新しい次元を可能態の観想が開く。プロジェクト最終巻。
目次
第1部 身体の使用(働きを欠いた人間;クレーシス;使用と配慮 ほか)
第2部 存在論の考古学(存在論的装置;ヒュポスタシスの理論;様態的存在論のために)
第3部 “生の形式”(分割された生;その形式から切り離すことのできない生;生きている観想 ほか)
著者等紹介
アガンベン,ジョルジョ[アガンベン,ジョルジョ] [Agamben,Giorgio]
1942年ローマ生まれ。ヴェネツィア建築大学教授を務めたのち、現在はズヴィッツェラ・イタリアーナ大学メンドリジオ建築アカデミーで教えている
上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年兵庫県尼崎市生まれ。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みみみんみみすてぃ
一郎二郎
YASU