小尾俊人の戦後 - みすず書房出発の頃

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  • サイズ B6判/ページ数 402,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622079453
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

敗戦の年、焼け野原の東京で出版社を始めた青年の実像と歩んだ道。時代と向き合い、どんな本を出したか。親交の深かった著者が描く。

みすず書房の創業者、小尾俊人(おび・としと 1922-2011)は、敗戦の年23歳で復員し、その暮れに、焼け野原の東京で新しい出版社を始めた。
人脈はゼロで、日本の社会も混乱していた。そこから〈ロマン・ロラン全集〉や『夜と霧』の刊行にいたるまで、どんな試行錯誤と奮闘があったのだろうか。小尾青年はどのような出版を志し、どんな人間だったのか。
著者の宮田昇は、翻訳権を仲介する日本ユニ・エージェンシーを長らく率いた。その間、小尾と仕事で関わりながら、さまざまな局面で親交を深める。宮田は、少ない資料をつき合わせ、小尾の故郷に足をはこび、関係者を捜しだし、この出版人の等身大の姿を描きあげた。読者はきっと、つねに時代と向き合おうとした小尾が戦後史のなかにきちんと位置づけられ、それによって物語の地平が広がるのを発見するだろう。
小尾の日記「1951年」と、月刊「みすず」初期の「編集後記」を併録する。みすず書房創立70年記念出版。


第一章 諏訪紀行――ルーツを訪ねて
1 永明寺山
2 上古田部落
3 岡谷・上諏訪
4 風樹文庫
5 教育者小尾喜作
6 みすず書房文庫
7 末子相続の旧慣

第二章 小尾俊人の戦後――塩名田から『夜と霧』まで
1 塩名田から
2 創業まで
3 美篶書房誕生
4 〈ロマン・ロラン全集〉の創刊
5 出版恐慌と手形不祥事
6 再出発と人脈
7 社運を懸けて
8 『夜と霧』まで

第三章 出版者小尾俊人の思い出
1 「本が生まれるまで」
2 自分で自分を作る
3 「多田の本屋の親爺にあらず」

付録 小尾俊人の遺した文章から
1 日記「1951年」
2 月刊「みすず」編集後記

あとがき
小尾俊人年譜

【著者紹介】
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiratax

3
圧巻なのは1951年の小尾峰人の日記。欄外に英語やフランス語の走り書きがさらさらとある。昔の読書人、編集者は語学くらいさらさらとできたのだなと。2016/07/28

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