出版社内容情報
ダーウィン『種の起原』を独習するための、深く明快な読解本が欲しかった! 今日的な視点と斬新なアプローチによる決定版の解説書。
序
第?T部 自然淘汰
第 一 章 自然淘汰についての前置き
第 二 章 飼育栽培下における変異
第 三 章 自然条件下における変異 ?
第 四 章 生存競争(生存闘争)
第 五 章 自然淘汰 ?
《今日の進化論》 現代的総合以降の自然淘汰
第 六 章 変異の法則
第 七 章 今日の進化論──自然淘汰についての現代的見方
第?U部 種分化
第 八 章 種分化への前置き
第 九 章 自然条件下における変異 ?
《今日の進化論》 米国東部のアメリカサンショウウオ
第一〇章 自然淘汰 ?
《今日の進化論》 アメリカサンショウウオ属再訪/島嶼における種分化と大陸における種分化/《補足》 DNA塩基配列と分子時計
第一一章 雑種形成
《今日の進化論》 種分化に関するダーウィンと現代の考えに折り合いをつける
第一二章 今日の進化論──ロンドン地下鉄のカ
第?V部 理 論
第一三章 前置き──理論とは何か
第一四章 理論の難点
《今日の進化論》 胎盤の進化
第一五章 本 能
《今日の進化論》 本能の進化
第一六章 地質学 ?──背景
第一七章 地質学 ?──地質学的記録の不完全さについて
第一八章 地質学 ?──生物の地質学的遷移について
第一九章 地質学 ?──今日の進化論
今日における絶滅の理解
第二〇章 地理的分布
第二一章 地理的分布(つづき)
《今日の進化論》 すべての陸橋のなかでもっとも馬鹿げたもの
第二二章 生物相互の類縁性、形態学、発生学、痕跡器官
《今日の進化論》 アフリカ獣上目
第二三章 要約と結論
第二四章 今日の進化論──証拠は繰り返し何度となく発見されてきた
謝 辞
訳者あとがき
図版出典一覧
索 引
『起原』と本書の各章の対応
内容説明
世界を変えた本だけど誰もが読めずにいた…。読んでみたらやっぱり凄い本だった、「種の起原」の本格読解本。ダーウィンはなぜその表現を用いたのか、どこで未来を先取りし、どこで誤っていたか、その後の150年間で進化論はどう変化したのか。今だから読める謎解き「種の起原」。
目次
第1部 自然淘汰(自然淘汰についての前置き;飼育栽培下における変異;自然条件下における変異 ほか)
第2部 種分化(種分化への前置き;自然条件下における変異;自然淘汰 ほか)
第3部 理論(前置き―理論とは何か;理論の難点;本能 ほか)
著者等紹介
レズニック,デイヴィッド・N.[レズニック,デイヴィッドN.] [Reznick,David N.]
カリフォルニア大学リバーサイド校生物学部門教授。専門は進化生物学・生態学。正統的なダーウィニズムの立場からミクロ進化とマクロ進化のギャップを埋める可能性に関心があり、自然の個体群をもちいた実験によって進化論を検証する研究をおこなっている。グッピー個体群の速い適応進化に関する優れた研究で注目を浴びた
垂水雄二[タルミユウジ]
京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務をへて1999年よりフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はまゆう