誕生のインファンティア―生まれてきた不思議、死んでゆく不思議、生まれてこなかった不思議

個数:

誕生のインファンティア―生まれてきた不思議、死んでゆく不思議、生まれてこなかった不思議

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 01時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622078784
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C1012

出版社内容情報

死と生にまつわる子どもの頃の記憶をベースに、さまざまな出生と死の位相をわたり歩き、死生学を「子どもの頃」の視点から考え直す。

子どもの頃、死んだらどうなると思っていたか。大人の理解とどうのか。子どもより大人のほうがわかっているのか。死を初めて意識した記憶、赤ちゃんはどこから来ると思っていたか――死と生にまつわる子どもの頃の記憶を聞き取り、フロイトやクラインの精神分析、胎児をめぐる諸研究や生殖補助技術で生まれた子どもたちなど、さまざまな出生と死の位相をわたりあるく。死生学を「子どもの頃」の視点から考え直す、かつてない試み。

内容説明

言葉によって写し取ることのできない「在ること」の不思議が子どもの内に現れてくる瞬間。子どもの頃の記憶を蘇らせ、存在と非在、不生の神秘にやわらかに近づく。

目次

プロローグ 誕生の不思議
1 死の不思議から誕生の不思議へ(子どもの頃、死をどう感じていたか―子どもの頃の「死のイメージ」;本当は兄弟がいた―夭折した姉妹・生まれてこなかった兄弟)
2 赤ちゃんはどこから来たか―誕生の謎(お母さんのおなかと赤ちゃん―赤ちゃんは出てきたのか、運ばれてきたのか、拾われてきたのか;「僕は卵を産んだことがある」―少年ハンス(フロイト)
生まれる前、僕はどこにいたの(M・クライン)
精子と卵子の結合という「知識」―知りたいけど知りたくない)
3 なぜ私を生んだのか―自分の出生・出生の偶然(出自とアイデンティティ―本当の父親ではなかった;未生怨―なぜ私を生んだのか;被投性と偶然性―気がついた時には、もう、いた;出生性―始まりと感謝)
4 生まれてこないということ―不生・未出現・潜勢力(ファラーチ『生まれなかった子への手紙』;「対象a」―『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(1)
「未出現」―『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(2)
「生まれてこない」という存在の仕方―「不生」(盤珪弾師)と「潜勢力」(アガンベン))
エピローグ 自分が生まれてこないこともありえた―「自分がいる」ということ

著者等紹介

西平直[ニシヒラタダシ]
1957年生まれ。信州大学、東京都立大学、東京大学で学び、立教大学助教授、東京大学准教授を経て、2007年より京都大学大学院教育学研究科教授。教育人間学、死生学、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件