空気感(アトモスフェア)

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  • サイズ B5判/ページ数 71p/高さ 20X21cm
  • 商品コード 9784622078692
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

出版社内容情報

スイス建築の巨匠ツムトア。「心に触れる建物を生み出したい」と語る氏が、意を注ぎ検討する9+3つの観点を具体的に明かす講演集。

著者等紹介

ツムトア,ペーター[ツムトア,ペーター] [Zumthor,Peter]
1943年スイス、バーゼルに、家具職人の息子として生まれる。父の元で家具職人の修業後、バーゼルの工芸学校(Kunstgewerbeschule Basel)とニューヨークのブラット・インスティテュート(Pratt Institute)で建築とインダストリアルデザインを学ぶ。その後10年間、スイス、グラウビュンデン州で史跡保護の仕事に携わる。1978年よりハルデンシュタインにアトリエを構える。ハルデンシュタイン在住

鈴木仁子[スズキヒトコ]
1956年岐阜県生まれ。名古屋大学文学部卒業。名古屋大学大学院文学研究科修士課程中退。椙山女学園大学教員。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

137
2003年6月、ドイツ北西部ヴェンドリングハウゼン城にて行われた、建築家ペーター・ツムトアによる講演を書籍化したものです。空気感・雰囲気という言葉で建築を捉え、彼が関心を寄せる9項目と3補足を語ります。アートを表現する語彙に深さを感じます。2019/12/01

コットン

71
建築家による講演でいくらかのインスパイアされる写真と共に建物に関する真摯な考察が語られています。最初に要点が書かれています。それは「建築の質とは、私にとっては、建築が心に触れるということ、それだけに尽きます。」←世間的な意味ではない住む人や住んでみたい人のための一級品の建物でしょうね。2019/03/10

nobi

57
ドイツ北西部の古城で開催された文学・音楽フェスティバルでの講演。建築における「空気感」はどのように醸し出されるか。その「空気感」が実感できてしまうほど感覚的に捉えやすい言葉でツムトアは語ってくれる。例えば「素材の響き合い」。 “素材の組み合わせ”なんて無機的な言い方はしない。「空間の響き」では「バイオリンの表板のような…唐檜の床を木材の下地の上に敷いた居間」といった例を上げる。いつも身体感覚が起点。だから高層ビルの五千人の気持ちの想像は困難でも五万人収容のサッカー競技場なら具体的に感覚を想像できると言う。2021/05/26

パダワン

5
建築を作る視点を言語化してくれている。とはいえそう簡単にはいかないものだけど。ツムトアの建築の実物は見た事がないが、絶対に良いと思う。こんな言語化が出来るほどに建築を考え、様々なものから美を見出し、時間をかけてつくる建築家なのだから。 講義録なのにめちゃくちゃまとまっているし、この本がそのまま設計のチェックリストになりそう。 設計仲間は3回読んだと言っていたが、まさに何度も読み込んで、身体に染み込ませたい。 アトモスフィア、という言葉は建築家の横河健氏も仰っていたが、私もこれを大切にしたいと思っている。2026/01/18

イコ

4
ペーター・ツムトアの空気感《アトモスフィア》についての講演を文字に起こしたもの、優れた質の建築について要点をついていて建築の本質をついているように感じた。建築は空間芸術であり、時間芸術であり、使用のための芸術である。意匠設計を目指す人にオススメ。(しかしながら値段が高い、どうにかできないのか)2018/11/13

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