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内容説明
“安楽”という“生活様式の全体主義”に向かう日本。20世紀史への深い洞察から、社会の質的な変化を見すえる。
目次
精神の非常時
今日の経験―阻む力のなかにあって
ナルシズムからの脱却―物に行く道
「安楽」への全体主義―充実を取戻すべく
全体主義の時代経験
現代日本の精神
マルクス主義のバランスシート
三つの全体主義の時代
小さな希望の種子―一九九六年「みすず」読書アンケート
金山叙事詩序曲について―その一解釈
著者等紹介
藤田省三[フジタショウゾウ]
1927‐2003。思想史・精神史。愛媛県に生まれる。1953年、東京大学法学部政治学科卒業。以後、中断をはさんで1993年3月まで法政大学勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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