丸山眞男話文集〈続1〉丸山眞男手帖の会編

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  • サイズ B6判/ページ数 441p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622078265
  • NDC分類 304
  • Cコード C1331

出版社内容情報

『丸山眞男話文集』全4巻完結後、更に発掘された講演・座談などを全3巻で送る最後の集大成。第1巻は「生きてきた道」など全6編。

評論「『である』ことと『する』こと」が国語教科書の教材として読み継がれている、政治思想史家・丸山眞男。「生きていれば今年100歳」として『毎日新聞』に紹介され、2014年3月22日に生誕100年を迎える。『丸山眞男話文集』全4巻完結後、更に発掘された講演・座談など約30編を全3巻で送る最後の集大成。第1巻は、自伝的な内容の「生きてきた道」など、全6編。時代状況への批判的な視点が生き生きと語られる。

生きてきた道――『戦中と戦後の間』の予備的な試み(1965年10月)/江戸時代における異端類型化の試み――日本学士院論文報告(1987年9月)/1930年代、法学部学生時代の学問的雰囲気(1985年7月)/歴史と政治(1949年6月)/ディスカッション 社会科教育(1948年5月)/教育の本質――課題と展望(1959年4月)

内容説明

『丸山眞男話文集』全4巻完結後に発掘された講演・座談などを続編として公刊。1にはE.H.ノーマン、都留重人との鼎談「歴史と政治」はじめ全6編。

目次

生きてきた道―『戦中と戦後の間』の予備的な試み(一九六五年一〇月)
江戸時代における異端類型化の試み―日本学士院論文報告(一九八七年九月)
一九三〇年代、法学部学生時代の学問的雰囲気(一九八五年七月)
歴史と政治(鼎談 E.H.ノーマン、都留重人)(一九四九年六月)
ディスカッション 社会科教育(一九四八年五月)
教育の本質―課題と展望(対談 上原専禄)(一九五九年四月)

著者等紹介

丸山眞男[マルヤママサオ]
1914年大阪に生まれる。1937年東京大学法学部卒業。1940年助教授、1950年教授。1961‐62年ハーバード大学特別客員教授。1962‐63年オックスフォード・セント・アントニーズ・カレッジ客員教授。1971年退官。1975‐76年プリンストン高等学術研究所員。1996年8月15日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

3
最後のページを開くと「2014年3月22日発行」とある。丸山の百歳の誕生日だ。これを狙って出したのね。岩波の『丸山眞男集』の復刊も始まった。「別巻を大幅に増補」するらしいので楽しみ。本書を読んで、なんというか、久しぶりに親しい友人と再会したような気分で楽しかった。特に「生きてきた道」(1965年10月)。丸山がどういう人かよくわかる。丸山自身が「弁証法的全体主義」について語っているので丸山研究としても必読。あと「一九三〇年代、法学部時代の学問的雰囲気」(1985年7月)。丸山がケルゼンをどう語るかに注目。2014/03/27

maki

1
同じ話し言葉でも座談の時は感じなかったが、話言葉の丸山眞男、結構ゆるい言葉使ってたんですね。印象が変わりました。楽しく読めたの意味。2017/07/18

りゃーん

0
1~4集読了し、ここに。 言いたくはないが、全4冊揃えるだけで約25,000円と、どこにもGW行かないのだから、このくらいの贅沢は許されるだろう、と勤務後、三晩舐めるように読んだ。 著作集、書簡集、対談・座談集、講義録、と出て、更に話文集正が4冊出て、以降発見された座談やインタビューのテープを起こしたものと書簡で編まれたのが本書である。 丸山眞男にイカれると、全部の著作や発言を読んでみたくなるという読者の心理を突いたもので、酷いことに岩波からも同じ話文を集めた「別集」が刊行中なので、丸山惚れはまだま2016/05/02

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