マックス・ウェーバーの日本―受容史の研究1905‐1995

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  • サイズ A5判/ページ数 371,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622077091
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C3036

出版社内容情報

なぜマックス・ウェーバーは日本という国の社会科学にかくも大きな影響を及ぼしつづけたのか。その詳細と意味を追究した画期的研究。

一九八四年、ドイツのモール社から『マックス・ウェーバー全集』が刊行されたとき、関係者が驚いたのは、販売部数の三分の二がドイツでもアメリカでもなく、日本で購入されたことだった。このような瞠目すべき事態を生んだ日本の社会科学の事情、ウェーバーと日本との親和性とは、いったい何なのか。
 一九〇五年の受容のはじまりから福田徳三、三木清、レーヴィットの時代、そして大塚久雄が呼びかけ丸山眞男はじめ五百名が参加した東京大学における「生誕百年シンポジウム」を頂点に現在まで。その受容史を連綿と追った本書は、日本のウェーバー研究の画期的資料であるのみならず、社会科学を中心とした日本のアカデミズム、学問のあり方を浮き彫りにする。
 巻末に付した詳細な「マックス・ウェーバーの著作の日本語訳一覧」と「文献」は重要資料である。

内容説明

なぜマックス・ウェーバーは日本の社会科学にかくも大きな影響を及ぼし続けたか。受容の始まりから三木清、レーヴィットをへて大塚久雄、丸山眞男、現在まで。詳細な追跡からその意味を明かす。

目次

第1章 マックス・ウェーバーの著作におけるテーマとしての日本―受容の出発点?
第2章 マックス・ウェーバー受容のあけぼの 一九〇五‐一九二五
第3章 業績の発見 一九二六‐一九四五
第4章 日本の「第二の開国」期におけるマックス・ウェーバー研究 一九四五‐一九六五
第5章 一九七〇年以後のマックス・ウェーバー・ルネサンス
第6章 結語

著者等紹介

シュヴェントカー,ヴォルフガング[シュヴェントカー,ヴォルフガング][Schwentker,Wolfgang]
1953年にドイツのオーバーハウゼンで生まれる。デュッセルドルフ大学卒業。同大学院でヴォルフガング・J・モムゼンを師として近現代史を専攻。1986年に博士学位、1996年に教授資格(Habilitation)取得。現在、大阪大学人間科学研究科教授

野口雅弘[ノグチマサヒロ]
1969年東京に生まれる。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。ボン大学哲学部で博士号取得(Ph.D.)、現在、立命館大学法学部准教授

鈴木直[スズキタダシ]
1949年東京に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。東京医科歯科大学教養部教授を経て、東京経済大学経済学部教授

細井保[ホソイタモツ]
1967年東京に生まれる。法政大学大学院博士課程修了。現在、法政大学法学部教授。政治体制論専攻

木村裕之[キムラヒロユキ]
1971年群馬に生まれる。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。博士(人間科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

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ブックカバーは日本語、本の中身はドイツ語の論文集。そして、この研究書は日本文化についてあまり知らないドイツ語圏の読者の為に書かれている。日本におけるウェーバー研究の最も広範囲をカバーしている。次にグローバル化の時代における異文化交流に貢献すると思える。というのは西洋のオリエント像に対する方法論的な批判についてドイツの歴史学ではあまり取り上げられていなかった…なぜマックス・ウェーバーは、日本の社会科学にかくも大きな影響を及ぼし続けたか。受容の始まりから三木清、レーヴィットを経て大塚久雄、丸山眞男、現在まで。2013/03/07

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