始原のジャズ―アフロ・アメリカンの音響の考察

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始原のジャズ―アフロ・アメリカンの音響の考察

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  • サイズ B6判/ページ数 221,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622076902
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

1920年代初頭のパリ、ジャズは騒音だった。著者はジャズを真摯に受け止め、そこに音楽革命を見た。音そのもの、楽器の響きにこだわり抜く独自の革新的考察。著者の音楽観は、没後30年以上が経過した今、ようやく再評価の機運が高まってきた。記念碑的デビュー作。

内容説明

芸術の都パリに衝撃を与えた黒の喧騒は西洋近代を錯乱へと誘う、音そのものの変容だった。1926年に書かれた画期的な論考が今ここに。音響の民族誌学、誕生。

目次

アフリカからアメリカへ(純粋な音楽と基本的な音楽;アフロ・アメリカン;太鼓からバラフォンへ;リズムと打音;ニグロのリズム;太鼓;バラフォンからシロフォンへ;バンジョー;管楽器;音階;ニグロの声;プロテスタント聖歌;ジャズの誕生;出自と影響)
有識者にとってジャズとは
ジャズとわれわれ
書誌の試み

著者等紹介

シェフネル,アンドレ[シェフネル,アンドレ][Schaeffner,Andr´e]
1895‐1980。民族学者、音楽学者。エコール・デュ・ルーヴルでサロモン・レナックに、スコラ・カントルムでヴァンサン・ダンディに、民族学研究所と高等研究実習院でマルセル・モースに師事する。1920年代は『音楽評論』の編集に関わる。1929年トロカデロ民族誌学博物館(37年以降は人類博物館)の楽器部門の責任者になり、65年まで同館での民族音楽学研究を指導する。1931年10月から32年2月までマルセル・グリオール率いる「ダカール=ジブチ調査団」に参加し、ドゴン族の音楽を調査する

昼間賢[ヒルマケン]
1971年埼玉県生まれ。パリ第4大学博士課程給費留学、早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。立教大学兼任講師。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所元共同研究員。専門はフランス両大戦間の文学と文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カットマン

1
この本が他のジャズ本と違うのは、アフリカの民族音楽をリアルタイムで聞いた、宣教師などの手記を下書きにしている点。日本の歴史研究で宣教師の残した詳細な記録が貴重な歴史資料となり、日本史の通説への疑問を投げかけてきたわけで、それに相当するようなインパクトがある本。「有識者にとってジャズとは」とはジャズに熱狂したフランスの1920年代に、音楽専門家へのアンケート。ジャズ肯定と否定の論者の忌憚なき意見が披露されていて、面白い。西洋楽器を手にしたアフリカ人のバンドでのスライド奏法の指摘が示唆的。2017/02/24

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