出版社内容情報
グリフィス、ラング、ウェルズ、ヒッチコックからイーストウッドまで。表象文化論の新鋭による、読み物としても一級品の映画史。
内容説明
ひとはなぜ不安と恐怖を求めて映画を見るのか。グリフィス、ラング、ウェルズ、ヒッチコックからイーストウッドまで「サスペンス=宙吊り」の魅惑を語りつくす。
目次
第1部 モビリティー(サスペンスの始まりとグリフィス;バーレスクとモダン・エイジ;フリッツ・ラングと二つの全体主義)
第2部 めまい(主観的サスペンスとジャンル化;ヒッチコック的サスペンス;ポスト・ヒッチコック)
著者等紹介
三浦哲哉[ミウラテツヤ]
1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。福島県内外での映画上映プロジェクトImage.Fukushima代表。「キネマ旬報」、「ユリイカ」等に映画批評を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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