イトコたちの共和国―地中海社会の親族関係と女性の抑圧

個数:
  • ポイントキャンペーン

イトコたちの共和国―地中海社会の親族関係と女性の抑圧

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 06時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622076490
  • NDC分類 389.3
  • Cコード C1010

出版社内容情報

フランスを代表する女性人類学者が解き明かす、地中海世界の親族構造。イスラム社会の根源に迫り、人類学に多大な影響を与えた名著。

内容説明

ヴェールによる女性隔離はイスラーム教義のせいではなく、地中海社会の親族構造によるものだ。女性抑圧の真の理由を解明し、民族学に衝撃を与えた名著、待望の邦訳。

目次

第1章 地中海沿岸の高貴な住民たち
第2章 義兄弟たちの共和国からイトコたちの共和国へ
第3章 身内で生きる
第4章 バター時代のマグリブ
第5章 「ああお兄さま、私たちの婚礼の祭りの日が来ました」
第6章 アヴェロエスの高貴さとイブン=ハルドゥーンの高貴さ
第7章 神との争い
第8章 ブルジョワ的スノビズム
第9章 女性とヴェール

著者等紹介

ティヨン,ジェルメーヌ[ティヨン,ジェルメーヌ][Tillion,Germaine]
1907‐2008。フランスのアレグレに生まれる。フランスを代表する民族学者。ソルボンヌ大学高等研究院、民族学研究所、コレージュ・ド・フランスに学ぶ。1934年にマルセル・モースの勧めでアルジェリア・オーレス地方を調査。1940年からレジスタンス活動に参加。1942年にラーフェンスブリュック女性強制労働収容所に収容され、博士論文はゲシュタポに没収された。1944年に解放され、収容所の囚人による記録を纏めた『ラーフェンスブリュック』(1946)を刊行

宮治美江子[ミヤジミエコ]
東京都に生まれる。東京大学大学院社会学研究科文化人類学専門課程博士課程単位取得退学。東京国際大学名誉教授。専攻は文化人類学、北アフリカ社会・文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。