世界文学を読めば何が変わる?―古典の豊かな森へ

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世界文学を読めば何が変わる?―古典の豊かな森へ

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622075653
  • NDC分類 904
  • Cコード C0098

内容説明

「実際には誰も読まない4冊の本」「コーランについて、5つの誤解」「意外な小説の終わり方5選」…文学を遊ぶコラムとクイズもついた、古典のフルコース。

目次

読んだことのない本について語るとき
ジェイン・オースティンをディナーに招待したい?
死者たちとの語らいホメロスとウェルギリウス、ギリシア語とラテン語
『ユリシーズ』の核心は?
本当にダンテ・クラブに入りたいの?
詩にかかずらう必要があるの?
シェイクスピア、空騒ぎ?
聖書には実際に何が書いてある?
コーランについてどう話す?
プルーストを読んだら人生が変わる?〔ほか〕

著者等紹介

ヒッチングズ,ヘンリー[ヒッチングズ,ヘンリー][Hitchings,Henry]
1974‐。イギリスの作家・批評家。王室奨学生としてイートン校に学んだのち、オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジに進む。ロンドン大学で博士号取得。博士論文のテーマは、サミュエル・ジョンソンならびにサー・トーマス・ブラウン。デビュー作『ジョンソン博士の「英語辞典」』は、言語および文化史をテーマとしたナラティブ・ノンフィクションとして高い評価を得、アメリカ版の刊行された2005年にはモダン・ランゲージ・アソシエーション(MLA)より、その年にもっとも優れた独自の仕事をなした研究者に与えられる賞を授与された

田中京子[タナカキョウコ]
1948年、東京に生まれる。津田塾大学学芸学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

39
英国人文学者の読書初心者向けの軽いエッセイ。バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』を意識した本だという。原書は、もっと広範囲の本についてだそうだが、この邦訳は古典文学について抜粋したものだそうだ。参考になる箇所多し。ジェーン・オースティン(高慢と偏見)の上品で意地の悪い視点については感心した。正直言って、力がこもっている章と薄い章の差が激しく感じた。最終章で、「カフカ的」や「ボルヘス的」という便利な言葉についての当てこすりがあり、耳が痛い。2016/04/04

ロピケ

8
原書通りの題名『今度こそ、読んでない本をいかに語るか』だったら、手に取っていたかどうか。もちろん、イギリスというか、欧米のエリート層(?)にとっては、友人とパーティーで本の話題が出ることが自然であったり、大学受験の口頭試問のこともあって、日本より、教養人が読むべき本を読んだかどうかは切実なのかもしれない。でも、この本はそのことを主題にしているわけでもなく、主に英米の作品について、どうして読んだ方が良いと思うのかを著者自身のエピソードを交えて書いてくれているので、読んでいて楽しかった。詩も読んでみたくなった2010/11/30

viola

6
半端じゃない読書量。シェイクスピア、ホメロス、ダンテ、ジョイス、プルースト、オースティン、ヘンリー・ジェイムズ、ドストエフスキー、トルストイ、聖書にコーランに、源氏物語に・・・・・思っていたよりも扱っている作品が多いんですね。 ヴィヴィアン・ウェストウッドがプルーストを好きだったとさらりと書いてあって、びっくり。 注釈もかなり多いので、そんなに読んでいなくても楽しめるのではないでしょうか。 「その本を何のために読むの?」なんて、今まで聞かれたことないけどなぁ。愚問じゃないか?2010/12/10

さぼさん

5
自分の読書量がまだまだだということを痛感させてくれる本.著者はここに紹介されている本のほぼ全部を読んでいるというから驚き.コラムや巻末のクイズもとても面白いですが,“屈辱”のゲームを知ったことが一番の成果かも.ただ,やる相手がいないのが難点.2011/02/13

amanon

4
何の気なしに借りたが、思いがけず大当たり。軽妙な語り口に惹かれてほぼ一気読み。みすずみたいな硬めの出版社から出ている本で、ここまでさくさく読めるものは珍しいかも(笑)。訳者解説でも述べられているとおり、若干斜に構えたような記述が散見されるものの、基本は真っ当な古典文学案内書。それでいながら、数々の映画や、ポップカルチャー、はたまたモンティ・パイソンの名前まで出てくるのが嬉しくなる。また、その一方『聖書』や『コーラン』を一つの文学作品として取り上げるスタンスに瞠目。残念なのは抄訳であること。完訳版を渇望。2025/05/15

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