- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学一般
出版社内容情報
イタリアで町の図書館の来館者数を飛躍的に伸ばした業績をもつ著者(司書歴30余年)が、これからを見据え新しい図書館像を提案。
内容説明
自宅からインターネットで情報検索ができる時代に、そして市民の3人に1人が高齢者となる社会に向かって、町の図書館はどんな場所になれるのだろうか?司書歴30余年、数々の図書館リノベーションにたずさわってきた著者が、来館者数を大きく伸ばしたイタリアの市立「ペーザロ図書館」、ロンドンの移民地区に新設され人気を集める市立図書館「アイデア・ストア」での経験を軸に、これからの図書館が考えなくてはならないこと、実行できることを具体的に指し示す。「屋根のある広場」のような図書館には、自然と市民が集まってくる。
目次
第1部 図書館と町(ここ30年間の状況;2010‐2030年とはどのような時代か;広場、ベンチ、図書館)
第2部 小さなことに宿る神(ロンドンとペーザロ;スーパーマーケットから学ぶ;案内標識を撤去する;邪魔な装備を取り払う;適した場所を見つける;ちょうどいい椅子を見つける;フレキシブルな図書館に;スカンピーアでムナーリを読む)
むすび 17の忘れてはならないポイント
著者等紹介
アンニョリ,アントネッラ[アンニョリ,アントネッラ][Agnoli,Antonella]
1952年セルヴァ・ディ・カドーレ生まれ。現在、ボローニャ在住。1977年ヴェネツィアにスピネア図書館を開館させ、2000年まで館長を務める。2001年から2008年まで、学術部長としてペーザロの新図書館「サン・ジョヴァンニ」の計画・実現にたずさわる。近年、パブリック・スペースの環境作りから公共サービス、司書教育に関するアドバイザーとして、ボローニャ「サラ・ボルサ」、グッビオ「スペレッリアーナ」、フィレンツェ「オブラーテ」、ピサ、チニゼッロ・バルサモなど、数多くの図書館と協働しており、ロンドンの「アイデア・ストア」では子ども部門も担当した
萱野有美[カヤノユウミ]
1975年千葉県生まれ。東京外国語大学外国語学部欧米第二課程(イタリア語)卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了
柳与志夫[ヤナギヨシオ]
1954年大阪府生まれ。1979年慶應義塾大学文学部卒業。同年、国立国会図書館入館。2004年9月から2008年3月まで東京都千代田区へ出向、教育委員会事務局図書文化財課長兼千代田図書館長等を経て、現在、国立国会図書館調査及び立法考査局主幹。専攻は図書館経営論、文化資源政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロピケ
きをふし
きくまる
鳩羽
石ころ
-
- 和書
- 鉄道の旅を楽しむ本