ドイツを焼いた戦略爆撃1940‐1945

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ドイツを焼いた戦略爆撃1940‐1945

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  • サイズ A5判/ページ数 474,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622075516
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C1022

出版社内容情報

第二次世界大戦中に英米軍がドイツ全土に加えた爆撃は史上空前の規模だった。しかしドイツでは、ナチの戦争犯罪を前に、その想像を絶する空襲経験は封印されてきた。それを最初に破ったのが本書であり、刊行と同時に凄まじい反響を呼んだ。膨大なデータ・一次資料・証言を圧倒的な筆致で紡ぎ、爆撃戦争の真実と全貌を初めて解明した本書は、従来の大戦史へのアンチテーゼであり、その欠落を補う貴重な貢献である。

内容説明

英米軍が5年にわたってドイツ全土に加えた史上空前規模の空爆。死者数は約60万人。贖罪のため封印されたドイツ民間人の苦しみにはじめて分け入り、爆撃戦争の真実を明らかにした類なき書。

目次

第1章 兵器
第2章 戦略
第3章 国土
第4章 防衛
第5章 我々
第6章 自我
第7章 石

著者等紹介

フリードリヒ,イェルク[フリードリヒ,イェルク][Friedrich,J¨uorg]
1944年生まれのドイツ人歴史家・ジャーナリスト。専門は国民社会主義の犯した国家犯罪や戦争犯罪。陸戦および空戦における刑事犯罪について数々のテレビ番組を制作し、高い評価を受けている。2001年、エーリヒ・ウント・エルナ・クローナウアー財団「歴史家賞」を受賞

香月恵里[カツキエリ]
1961年生まれ。関西学院大学大学院博士後期課程退学、現在岡山商科大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoneyama

9
ドイツは敗戦後、自国の犯罪的な過去を批判的に想起することに努めてきた。その徹底ぶりは日本と比較にならない。反面、数百万人の非戦闘住民が焼死した英米軍による本土無差別都市爆撃の実態をあまり想起してこなかったと聞いて、そこに興味を持った。同じ殺戮でも、空からの火炎攻撃は、人道に対する罪にならないのか?その恨みをどのようにたたんだのだろうか。本書は都市爆撃の非情な燃焼設計の組み立て方、兵器の威力、どの都市でどのように人々が地下室で蒸し焼きになったかが分厚いページで延々語られる。ドレスデン空爆だけではない。惨い。2021/09/14

にかの

2
爆撃・火災・戦線。あらゆる側面から米英がドイツにもたらした爆撃を記述するもの。戦争は一方的なものにあらず。ドイツがひどいことをした時、その相手するものもまたそれに負けない行為をしている。戦争とはそういうものであり、明確な悪者がいるわけではない。誰が勝者で、誰が敗者か。時に当事者はそれすら曖昧である。ただいわゆる勝者と認められた者の記録のみそれを語り敗者の弁に耳を傾けるものは少ない。しかしながら、敗者の言葉に耳を傾ける者に、私はなりたい。2013/07/08

のん

0
第二次世界大戦時に英米が行ったドイツ本土への空襲・戦略爆撃があらゆる方面から語られている。その行為をナチスの蛮行と同等の「戦争犯罪」とし批判する説には賛同できる部分も多いが、被害を受けたドイツ都市と街の地名と状況を延々と書き連ねることに本の1/3を費やしている部分には疑問を持つ。著者の(多少過剰な)説はともかく、滅多に明るみに出ることのない史実がまとめられている本としては感慨深い。こういった本をきっかけに、そろそろナチス以外の第二次世界大戦時の「蛮行」をも認識できる社会になってはくれないものか。2013/12/04

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