内容説明
作ってみるだけのことはあったのだ…ヴァレリー最後の詩集を初めて公刊。
目次
自分自身への手紙
コロナ(ナルシサへのソネット;ジャスミンへのオード;しだれ柳;魂よ… ほか)
コロニラ(奥深き薔薇に寄せて;いとなみのさなか;午前四時;夜想曲第二番 ほか)
著者等紹介
ヴァレリー,ポール[ヴァレリー,ポール][Val´ery,Paul]
1871年10月30日、南仏の港町セットに生まれる。1894年ごろから日記『カイエ』を書き始める。1895年、『レオナルド・ダ・ヴィンチの方法への序説』。1896年、『ムッシュー・テストと劇場で』。1897年、陸軍省入省。1900年、画家ベルト・モリゾの姪ジャニー・ゴビヤールと結婚。アヴァス通信社社長エドゥアール・ルベイの私設秘書になる。1901年、陸軍省を辞職。1917年、長詩『若きパルク』で文壇に復帰。1925年、アカデミー・フランセーズ会員に選ばれる
松田浩則[マツダヒロノリ]
1955年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。現在、神戸大学大学院人文科学研究科教授。J.ロビンソン=ヴァレリー『科学者たちのポール・ヴァレリー』(共訳、紀伊國屋書店、1996、第32回日本翻訳出版文化賞)などの著作がある
中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年生まれ。1959年、京都大学医学部卒業。はじめウイルス研究者。東大分院において精神科医となる。神戸大学名誉教授。1985年、芸術療法学会賞、1989年、読売文学賞(翻訳研究賞)、1991年、ギリシャ国文学翻訳賞、1996年、毎日出版文化賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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